五大堂

ごだいどう

朱色の橋と島に建つお堂は松島のシンボル

  • お堂へ行くためには「透橋」を渡ります。
  • 伊達政宗が造営し。国の重要文化財に指定【pixta】
  • 島の上に建つ「五大堂」【pixta】
  • 松島は雪の景色が特に美しいとされる【pixta】
  • 五大堂へ行く途中にある「松島八幡社」【pixta】
  • 五大堂、遠くには「福浦橋」も見える【pixta】

突き出した小島に朱色の橋が架かり、五大堂が佇む姿は、松島を象徴する風景です。松島湾を望める絶景スポットでもあります。


公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。


現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。


「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。


円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。


そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。

基本情報

住所
宮城県宮城郡松島町松島字町内111
アクセス
●仙石線松島海岸駅から徒歩で約10分
●三陸自動車道松島海岸ICから車で約15分
クチコミ
口コミを見る (TripAdvisor)

問い合わせ先

問い合わせ先
瑞巌寺
電話番号
022-354-2023

このページを見ている人は、
こんなページも見ています

宮城県松島離宮
詳細はこちら
円通院
詳細はこちら
瑞巌寺
詳細はこちら
上杉神社
詳細はこちら
観瀾亭・松島博物館
詳細はこちら
有限会社 佐々木酒造店
詳細はこちら
仙台城跡
詳細はこちら
KOIWAI Winter Lights 銀河農場の夜
詳細はこちら
仙台大観音
詳細はこちら
松島湾(四大観:大高森、富山、多聞山、扇谷)
詳細はこちら
仙台藩祖伊達政宗公霊屋 瑞鳳殿
詳細はこちら
仙台市【 るーぷる仙台一日乗車券 】
詳細はこちら
【山寺】宝珠山立石寺
詳細はこちら
福浦島
詳細はこちら
毛越寺常行堂二十日夜祭
詳細はこちら
ころり三観音めぐり
詳細はこちら
松島遊覧船 震災語り部クルーズ
詳細はこちら