東北観光推進機構について

東北観光推進機構とは

東北観光推進機構は、2007年6月、地元経済界、東北6県と新潟県および仙台市など多くの関係者によって、国内外からの観光客誘致を推進し、東北の観光産業の振興と経済の発展に寄与することを目的に設立されました。
以来、官民が一体となって広域的な交流・連携のもと、海外における東北の認知度向上と国内外からの観光客誘致等に係る様々な活動に取り組んでまいりました。

2017年4月には一般社団法人化し、拡大を続ける訪日旅行需要の東北への取り込みや東日本大震災からの復興等、東北が一体となって取り組むべき課題を克服し、東北観光を推進していくために組織体制を強化いたしました。

当機構では、今後もオール東北による海外に向けた情報発信やプロモーション活動、訪日旅客受け入れ体制整備、国内では教育旅行を中心とした観光客誘致など、観光の力による東北の活性化に向けて積極的に活動を展開してまいります。

会長挨拶

広域連携による「新しい東北観光の創造」を!

 日本の観光産業はこの十数年で大きく変化しました。国内の人口減少に伴う国内観光客の停滞が懸念される中、2019年には訪日外国人旅行者数は3,188万人と過去最高を記録しました。
 一方、東北の観光もこの十数年で大きな危機と転換期を迎えました。2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けましたが、その後、2015年には東北の訪日外国人延べ宿泊者数が震災前の数値を上回り、2019年には政府目標の150万人泊を1年前倒しで達成し、更なる飛躍を目指しておりました。
 しかしながら、2020年に入り新型コロナウイルス感染症の世界的な急拡大と長期化により国内外の観光需要は大きく落ち込みました。観光は裾野が広く地域経済の柱となる産業です。コロナ禍、そして新たな時代に向け観光が再始動した今こそ、東北全体があらゆる業種の垣根を超えて広域に連携して取り組んでいくことが必要であり、東北観光推進機構は観光地域づくり法人「広域連携DMO」として、オール東北の取組みを進めてまいります。
 疲弊した東北観光の早期回復を最優先課題として着実な取組みを実行し、また、観光を取り巻く急激な社会変化に対応したDXの推進や、地域観光の高付加価値化と東北における旅行消費額の拡大に向け取り組んでまいります。
 アフターコロナの時代、そして一部他エリアのオーバーツーリズム状況下にこそ、東北の豊かな自然や精神文化は、より一層魅力を発揮できると思います。一度東北に足を運び、日本の原風景である美しい四季の移ろいを体感し、伝統文化、食や酒などの「東北らしさ」、「東北ならでは」に触れれば、きっとまた何度も訪れたいと思っていただける場所であると信じています。

 東北の良さを世界中の人に知ってもらいたい!世界中の人に東北を旅してもらいたい!そんな思いを実現させるために、東北の皆さん、東北を応援してくださる皆さんと連携して、東北の観光推進に取り組んでまいります。

 皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

一般社団法人東北観光推進機構
会長 松木 茂
松木茂

機構概要

所在地
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル8階
TEL
022-721-1291
FAX
022-721-1293
設立年月日
平成19年6月7日

活動内容

組織体制

組織体制図

各種資料