上桧木内の紙風船上げ(秋田県仙北市)(秋田県仙北市)
かみひのきないのかみふうせんあげ(あきたけんせんぼくし)武者絵や美人画が描かれ、灯火をつけた巨大な紙風船が、きらめく星々のごとく真冬の夜空に舞う年中行事です。
この行事の始まりを書き溜めたものはありません。伝説では江戸時代の科学者である平賀源内が、銅山の技術指導に訪れた際に、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたとも言われています。
以前は五穀豊穣や家内安全を願う「虫焼き」(田圃に稲わらを積み火をつけるもので、どんと焼き、天筆とも呼ぶ)と同時に行われ、民族信仰の遺産と位置付けられています。
戦争をはさみ一時期中断したこの行事も、地元上桧木内の有志による熱心な取り組みにより、昭和49年に宮田で復活し、秋田県を代表する冬の風物詩となりました。
*開催日は毎年2月10日
基本情報
- 住所
- 秋田県仙北市西木町上桧木内字大地田(紙風船広場)
- 公式サイト
- 田沢湖・角館観光協会
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 西木観光案内所
- 電話番号
- 0187-42-8480