大間の大漁祈願祭と天妃様行列
おおまのたいりょうきがんさいとてんぴさまぎょうれつ世界で最も有名なマグロ漁師のいる町・大間。日本と台湾の文化が融合した異国情緒漂う行列が、なぜここに?!
漁師町・大間を代表する神事が行われるのは、毎年、海の日。豊漁と海上安全の「お札入れ」を行う「大漁祈願祭」のあと、「天妃様行列」が町内を練り歩きます。天妃様は、台湾などで媽祖(まそ)と呼ばれている海上守護の女神。この異国の女神様の行列を、日本の神事である神楽や神輿が先導するのです。神楽の囃子が通り過ぎると、銅鑼の音に爆竹が響き渡り龍が踊る!「日本と台湾の融合文化」ともいえる風景は、世界でここだけ。
【天妃様は、江戸時代から祀られていた!】
大間に天妃像を祀る祠(ほこら)が創建されたのは、1696年(元禄9年)の江戸時代。当時の名主であった伊藤五左衛門が、水戸藩那珂湊より遷座したという説が有力です。その後、明治に入ってから大間稲荷神社に合祀されました。遷座300周年となる1996年の記念祭から、大間での天妃様行列が始まりました。それまで30年近くも続いてきたマグロの不漁が、この記念祭の年をきっかけに豊漁へと一転。まさしく天妃様のご加護ではないかと囁かれています。
基本情報
- 住所
- 青森県下北郡大間町大字大間字大間99
- 料金
- 入場無料
- 営業時間
- 9:00~17:30
- 休業日
- 土、日、祝日、年末年始、お盆、GW
- アクセス
- ■函館空港・JR函館駅から
函館空港→(シャトルバス20分)函館駅→(シャトルバス30分)フェリー函館ターミナル→(津軽海峡フェリー90分)大間港
■JR青森駅から
青森駅→(青い森鉄道40分)野辺地駅→(JR50分)下北駅→(下北バス100分or車60分)大間町
■七戸・十和田駅から、車で約2時間30分
■東北自動車道・青森東ICから、車で約3時間
■八戸自動車道・八戸ICから、車で約3時間 - 駐車場
- 大間港に無料駐車できます
- 公式サイト
- 大間観光情報サイト「大間わいどアップ」
- SNS
- 大間わいどアップ速報版(大間町観光協会)
- 所要時間
- 約3時間
- 予約方法・申し込み方法
- 観覧の場合は、申込不要です。
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 大間町観光協会
- 電話番号
- 0175-37-2233
- FAX番号
- 0175-37-2234
- メールアドレス
- info@oma-wide.net