フルーツライン
ふるーつらいん福島は全国でも有数のくだもの王国です。
福島市では、盆地特有の気候と風土を生かして、初夏のサクランボ、真夏のモモ、秋のナシやブドウ、そして初冬の蜜入りリンゴなど季節ごとにくだものを楽しむことができます。
その種類の多さと品質の高さは、まさに「くだものの宝石箱ふくしま市」。
福島市の西部、吾妻連峰の麓を走る約14kmにわたる福島県道5号線は、「フルーツライン」の愛称で親しまれているフルーツロードで、道路沿いには観光果樹園やくだものの直売所が軒を連ねています。
観光果樹園ではみずみずしく美味しい旬のくだもの狩りを楽しむことができ、シーズン中は、多くの家族連れや観光客で賑わう人気の観光スポットです。
もぎたての新鮮なくだものをぜひご賞味ください!
● サクランボ ●
くだものシーズンの幕開けを告げる福島のサクランボは、他県の産地より一足早く収穫され、6月上旬からその味覚を楽しむことができる。
6月中旬から収穫される「佐藤錦」は、大粒でとても甘く大変人気の品種。
● モモ ●
「くだものの宝石箱ふくしま市」を代表するモモは、7月から9月にかけて様々な品種を楽しむことができる。
袋をかけない「無袋栽培」が広く取り入れられており、照りつける太陽の光をたくさん浴びることで、糖度が高く濃厚な味わいとなる。
特に、福島県で命名され、福島市の主力品種として広く栽培されている「あかつき」は、肉質がち密でとても甘く人気がある。
● ナシ ●
扇状地で水はけのよい福島市内の西部、萱場地域を中心に栽培されており、この地域で生産されたナシは、「萱場梨(かやばなし)」と呼ばれ、明治以来100年以上の歴史を持つ。
8月下旬から、甘くて果汁たっぷりの「幸水」の収穫が始まり、9月中旬の「豊水」、下旬には強い甘味となめらかな食感が特徴の「あきづき」などと続き、10月下旬まで福島の秋の味覚を堪能できる。
● ブドウ ●
秋の味覚、彩りを飾る福島のブドウは、9月の上旬から楽しむことができる。
大粒で極上の品種である「巨峰」や大粒で上品な味わいの種無しブドウ「高尾」など、福島産ならではの甘味が魅力。
● リンゴ ●
福島のリンゴは、暖地の気候で他の産地より開花が早く、収穫までの長い時間太陽の恵みをたっぷりと浴びるため、「木成完熟りんご(きなりかんじゅくりんご)」が収穫できる。
果汁が多く、甘味と酸味が程よく調和しているのが特徴で、蜜入りリンゴとして人気のある「サンふじ」を中心に多くの品種が栽培されており、秋口からいろいろな味を楽しむことができる。
基本情報
- 住所
- 福島県福島市
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 福島市観光農園協会事務局(福島市農業振興課)
- 電話番号
- 024-529-7663