道の駅さんのへには三戸町内のせんべい店全５店舗のせんべいを取り扱っている。

　青森県南部地方から岩手県で生産・販売されている「南部せんべい」水で練った小麦粉を円形の型に入れて焼き、縁には「みみ」という薄い部分があります。三戸町では「三戸せんべい」と呼ばれ、通常の南部せんべいに比べ、薄くサクサクとした軽い触感が特徴です。一度食べるとやみつきになるほどで、おやつはもちろん、来客用お菓子や贈答品として親しまれています。スタンダードな「うすごませんべい」をはじめ、じゅね（えごま）やエビ、砂糖を使ったものなど、各店オリジナルのせんべいが味わえます。

　そんな、三戸せんべいを代表するお店は小山田煎餅店。昭和初期創業で自他ともに認める三戸で一番の老舗。やわらかい「みみ」が人気で、近郊の市町村や県外からも注文がある。半生焼きの「てんぽせんべい」を注文してから焼き、厚さも3種類から選べる。多くのメディアで取り上げられ、顧客は北海道から九州まで焼く3千人にも上ります。東日本大震災の被災地に、大量のせんべいを寄付している。

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