【青森県鶴田町】弥生画
【あおもりけんつるたまち】やよいが五穀豊穣を祈り神様へ捧げる絵
五穀豊穣祈願のため、種子に着色をせず額画に穀物の種子を貼り付けたものを弥生画といいます。全国で唯一、青森県鶴田町でしか見ることが出来ない、生活に根ざした貴重な芸術品です。
中国大陸の揚子江流域および朝鮮半島南部から水田稲作農耕が日本に伝わったのが、日本農耕の夜明けといわれる弥生時代です。その時代に多くの穀物や種が入り、弥生画の名称もそこから生まれました。
当時、弥生画を書く絵師は、仕上がるまで精進を重ね、婦人を近づけない厳しい生活が続いたそうです。村人もまた収穫に影響する大切な絵だったため、絵師に対してすがるような思いだったため、絵師は酷しい生活を要求されていたそうです。
現在は元町弥生会・山道弥生画保存会の他、子供たちも毎年制作しており、若い世代へと受け継がれています。
基本情報
- 住所
- 青森県鶴田町青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字生松53
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 鶴田八幡宮(元町弥生会) 1月のみ
- 電話番号
- 0173-22-6401