高野長英記念館

たかのちょうえいきねんかん

「戊戌 夢物語」を著し、日本の夜明けに生涯をささげた幕末の蘭学者

  • 外観
  • 内装1
  • 内装2

 高野長英は、文化元年(1805)に塩釜村(現奥州市水沢)で生まれ、長崎でシーボルトから医学と蘭学を学んだ幕末の蘭学者です。欧米列強が日本に開国を迫るなか、モリソン号事件での幕府の対応について著した『戊戌 夢物語』が幕政を批判するものとされ、いわゆる「蛮社の獄」で永牢の判決が下り収監されますが脱獄。その後は多くの門人や藩主に守られながら世界情勢や軍事力を正しく伝えるため訳述をつづけ、日本の夜明けのために生涯を捧げました。
 著作物として、日本初の生理学書である『医原枢要』、飢饉対策を記した『救荒二物考』『避疫要法』があります。
 記念館では、重要文化財「高野長英関係資料」を保存しているほか、高野長英の直筆の手紙や書物を時代順にわかりやすく展示しています。

基本情報

住所
岩手県奥州市水沢中上野町1番9号(〒023‐0857)
料金
一般200円
15名以上の団体は一人当たり100円
高校生以下は無料
営業時間
9:00~16:30
休業日
月曜日休館、年末年始休館(祝日の場合は開館し、翌日以降で月曜日に最も近い休日でない日に休館)
駐車場
市営駐車場利用(高野長英記念館の入館者へ無料券配布 距離:約180m 収容台数:196台 車両制限:高さ:3.50m。大型貨物自動車・自動二輪車・原動機付自転車不可)
公式サイト
高野長英記念館
備考
※奥州市武家住宅資料館として「国史跡:高野長英旧宅」が公開(予約必要)されているほか、「歴史公園:高野長英誕生地」も近隣に所在します。

問い合わせ先

問い合わせ先
高野長英記念館
電話番号
0197-23-6034
FAX番号
0197-23-6034
メールアドレス
takanochoei@city.oshu.iwate.jp