仙台・石巻圏の復興を知る
- 所要時間 : 2泊3日
- 主な交通手段 : バスと船舶
初日の見学コースにある仙台市の荒浜小学校は、津波の被害が大きく閉校になった学校です。校舎は現在震災遺構として一般公開されており、各種の資料も展示されています。屋上からは海と市街地との位置関係が見通せますし、道路のかさ上げ工事の様子も見ることができます。1日目は宿泊を女川に予定しています。ここは典型的なリアス式海岸の町で、地形的な問題点が現地に行くことで実感できると思います。2日目は石巻市。復活企業の工場見学なども含んでいます。3日目は仙台市内自主研修です。仙台の場合、目抜き通りからちょっと入った路地にもオシャレで可愛い店が並んでいたりするので、名所旧跡に興味がない人にも楽しめるかと思います。
START
昼食
仙台名物の牛タンをお楽しみいただけます。
1日目:閖上地区震災学習
閖上震災を伝える会では、被災した閖上地区に来られる方々に閖上地区の震災被害について説明を行っています。バスに同乗し、閖上地区内を回りながらの説明も対応します。
バス(15分)
1日目:震災遺構見学(荒浜小学校)
被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、津波の威力や脅威を実感していただき、防災・減災の意識を高める場とすることを目的として公開しています。
バス(70分)
1日目:女川泊
2日目
バス(20分)
2日目:石巻市内体験学習(震災学習・復活企業工場見学・石ノ森萬画館見学)
石巻市中瀬に立地する、宮城県出身の漫画家・石ノ森章太郎の記念館。震災以後、周辺では堤防や新たな橋の架け換え工事、向かいのハリストス教会堂の再建なども進んでいます。
バス(40分)
2日目:(昼食)松島・瑞巌寺等見学
天長5年(828年)、慈覚大師円仁によって開創された奥州一の禅寺で、伊達家の菩提寺。正式には臨済宗妙心寺派・松島青龍山瑞巌円福禅寺。現在の建物は慶長14年(1609年)、政宗公が桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたもの。建築にあたっては、諸国から名工130人を集めたほか、建材も紀州熊野山から取り寄せるなど、奥州の覇者としての意気込みが伝わります。※特別な行事参加などはお問い合わせください。
船舶
2日目:松島遊覧船/震災語り部クルーズ(丸文松島汽船株式会社)(50分)
俳人松尾芭蕉・仙台藩主伊達政宗公ゆかりである日本三景松島の名勝の島々を間近にご覧頂きけます。また東日本大震災の語り部クルーズでは命の尊さだけではなく、日常生活における人々の繋がりがいかに大切かを考えて頂く講話も致します。仙台名物笹かまぼこ手焼き体験が出来る遊覧船セットプランなども教育旅行に人気です。
3日目
3日目:仙台市内自主研修(昼食)
るーぷる仙台(循環バス)と地下鉄沿線(東西線・南北線)には自由研究や自主研修にぴったりの施設が立地しています。伊達家ゆかりの地を訪ねる歴史学習にも適しています。仙台名物牛たんもお楽しみください。
GOAL