いわきエリアで震災学習と防災学習を学ぶ(1泊2日の日程も可)

時間
所要時間 : 2泊3日
アクセス
主な交通手段 : バス
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初日は「アクアマリンふくしま」と「スパリゾートハワイアンズ」という一見レクリエーション色の強いプランですが、実はアクアマリンも津波の被害を受けていますし、「環境水族館」と銘打って環境に優しい次世代の育成に力を入れています。魚を見ていただけでも嬉しくなってくる素敵な施設ですが、ぜひ震災や環境についても考えてみて下さい。日程2日目にある「いわき・ら・ら・ミュウ」は観光物産センター。3日目にある「楢葉(ならは)遠隔技術開発センター」は福島第一原発の廃止を進めるために、遠隔操作機器(ロボット等)の開発・実証試験を行う施設です。子供たちが環境や震災について深く考える良い機会になると思われます。

START

いわき・ら・ら・ミュウ

魚市場みたい!食べて買って遊べる巨大な観光物産センター

いわき・ら・ら・ミュウ
「いわきのいいものぜんぶある。」をキャッチフレーズにした観光物産センター。館内は「海鮮市場通り」「バーベキューゾーン」「海鮮ふるさとお土産通り」「海鮮グルメ通り(飲食店街)」「遊び場(アミューズメントパーク)」に分かれており、観てよし、買ってよし、味わってよし、遊んでよし!全て屋内施設のため雨でも安心。
「海鮮市場通り」は鮮度・品揃え・価格の三拍子が揃った充実のマーケット。セリ感覚で値引き交渉することもできます。「海鮮ふるさとお土産通り」は伝統の名産品からお土産に楽しいグッズまで、いわきの品々が勢ぞろい。「海鮮グルメ通り」では太平洋をのぞみながら海鮮丼など四季折々の海の幸をいただけます。
1階には大型観光遊覧船の発着場もあり、小名浜湾内めぐりなどのデイクルーズができます。2階には「ライブいわきミュウじあむ」があり、東日本大震災から復興までの様子をパネルや映像などで見ることができます。

1日目:アクアマリンふくしま

1日目:アクアマリンふくしま
釣った魚を捌きながら体の仕組みを学び、魚を食べることにより命をいただく意味と命の尊さを実感することができます。他にも水族館再生までの道のりを学ぶ震災学習プログラムやアクアマリン見所紹介などもあります。
バス(25分)

1日目:スパリゾートハワイアンズ(震災学習~夕食~フラガールショー鑑賞~宿泊)

1日目:スパリゾートハワイアンズ(震災学習~夕食~フラガールショー鑑賞~宿泊)
地域の主要産業であった炭鉱業の衰退という危機から温泉レジャーという新規事業を成功させ、震災という新たな危機を乗り越えた現在までの道のりを聞くことができます。
2日目
バス(25分)

2日目:いわき・ら・ら・ミュウ(震災の展示・昼食・土産品)

2日目:いわき・ら・ら・ミュウ(震災の展示・昼食・土産品)
いわき・ら・ら・ミュウは新鮮な魚介類市場や、レストラン、お土産コーナーなどがいっぱいのいわきを代表する総合施設です。観光遊覧船やいわきの歴史紹介コーナー「いわきライブミュウじあむ」も。いわき観光の際にはぜひお立ち寄りください。
バス(40分)

2日目:いわき市地域防災交流センター(防災学習)

2日目:いわき市地域防災交流センター(防災学習)
東日本大震災により甚大な被害を受けた久之浜・大久地区において、震災の教訓を踏まえて建設した地域住民等が緊急避難することができる津波避難ビルです。施設内には防災まちづくり資料室があり、語り部が震災の経験や教訓を伝え、防災学習を行います。
バス(35分)

いわき湯本温泉

日本三大古泉と呼ばれる名湯

いわき湯本温泉
千年以上前から利用されている名湯。伊豫国道後温泉、摂津国有馬温泉と共に 日本の三古泉として名が知られていました。中世には戦国大名の来湯も多くあり、江戸時代(1603年–1868年)は文人墨客の来遊が絶えなかった、歴史ある温泉です。
こんなにも長い間、人々から愛されている秘密は、多種多様の効能があるから。全国的に珍しい泉質で、「美人の湯」(美肌作用・解毒作用・末梢血管拡張作用)、「心臓の湯」(血圧を低下させる・動脈硬化、高血圧に効く)、「熱の湯」(高齢者向き・保温効果が高い)という効能を併せ持っています。湯量も豊富。地下約50メートルから汲み上げられた毎分5トンの湧出量を誇ります。源泉かけ流しの天然硫黄泉が自慢の旅館も少なくありません。
東北の中では四季を通じて比較的温暖な気候。風情の良い温泉街を散策した後は、小名浜港で水揚げされた新鮮な海の幸をどうぞ。
3日目

3日目:ファーム白石(有機野菜収穫体験)

バス(50分)

3日目:楢葉遠隔技術開発センター(遠隔操作機器の開発と実証試験施設)

3日目:楢葉遠隔技術開発センター(遠隔操作機器の開発と実証試験施設)
福島第一原子力発電所の廃止措置推進のために遠隔操作機器(ロボット等)の開発・実証試験を行う施設です。VRで原子炉内を体験することもできます。
GOAL

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