仙台駅着、首都圏解散の宮城県・福島県2泊3日コース

時間
所要時間 : 2泊3日
アクセス
主な交通手段 : 新幹線・バス
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

仙台駅着からはじまり、首都圏(東京駅)での終了を念頭にしたコースです。

3日目は東京都での教育旅行を想定しています。

<1日目>仙台近郊での体験学習・震災学習及び松島での自主研修

<2日目>福島県浜通りでの震災学習・環境学習


START
仙台駅~仙台市震災遺構荒浜小学校(約25分)

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

東日本大震災の教訓と地域の記憶を伝えていく

震災遺構 仙台市立荒浜小学校
2011年3月11日に発生した東日本大震災において、児童や教職員、住民ら320人が避難した荒浜小学校。2階まで押し寄せた津波の跡を当時のままに残します。
津波による犠牲を再び出さないため、その校舎を震災遺構として公開し、津波の脅威や教訓を後世に伝えています。
仙台市の中心部から東に約10km離れた太平洋沿岸部に位置する荒浜地区に、震災遺構仙台市立荒浜小学校があります。運河・貞山堀が流れ、周辺には約800世帯、2,200人が暮らす集落がありました。1873年創立の荒浜小学校は、海岸から700mほど内陸にあり、震災当時は91人の児童が通っていました。しかし、東日本大震災で校舎が被災。震災直後は、児童や教職員、住民の方々など320人が屋上に避難し、一時は孤立状態になりました。
 このような物語をもつ校舎は、被災した姿を極力ありのままに保存し、被災直後の写真展示等で津波の威力や脅威を後世に伝えていくために、震災遺構として残されました。内部には荒浜地区の歴史や文化、小学校の思い出などが展示されています。4階の展示室では、地震発生から27時間後となった避難者全員の救出までをインタビューや消防ヘリの映像などを交え、約17分にまとめた映像「3.11 荒浜小学校の27時間」を見ることができます。
 この荒浜小学校校舎周辺には、遊ぶだけでなく、震災について学ぶことができる「海岸公園冒険広場」や津波の威力を実感できる「震災遺構仙台市荒浜地区住宅基礎」、震災で亡くなられた方々をしのぶモニュメント「荒浜記憶の鐘」などがあります。
【対応言語:英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語】
・日本語と英語字幕が併記された映像があります。
・英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語のパンフレットがあります。※最新情報は公式サイト等でご確認ください。

JRフルーツパーク仙台あらはま

1年を通し旬の果物の摘み取りができる体験型観光農園

JRフルーツパーク仙台あらはま
【JRフルーツパーク仙台あらはま体験型観光農園のコンセプト】丹精こめて育てたイチゴ・ブドウ・リンゴなど8品目150品種を1年を通して摘み取り体験していただけます。
その他、周辺の農業事業者の生産する野菜や当農園の果物等を販売する直売所「あらはまマルシェ」やホテルメトロポリタン仙台シェフがプロデュースした農園と地域の旬の食材をふんだんに使用した料理やデザートが楽しめるカフェ・レストラン「Les Pommes(レ・ポム)」等も併設しております。
JRフルーツパーク仙台あらはま~マリンゲート塩釜(約30分)

丸文松島汽船株式会社

松島観光は遊覧船がおすすめ。間近に見える日本三景「松島」の美しい島々を御覧ください。

丸文松島汽船株式会社
俳人松尾芭蕉、仙台藩主伊達政宗公ゆかりの名勝の島々を間近にご覧頂ける湾内唯一の遊覧コースになります。※ 手荷物の無料預かり。※ 松島・塩釜地区 提携30施設のサービスチケットをプレゼント。

松島地区自主研修

松島地区自主研修
古来から歌枕の地として多くの歌人たちを惹きつけてきた日本三景・松島。ここは同時にの修験者たちが集った霊場でもあり、最近はパワースポットとしても人気を集めています。観光スポットとしてまずあげられるのは伊達政宗が再建した国宝・瑞巌寺。政宗はことのほか松島の地には思い入れがあり、瑞巌寺建立の際には自ら「縄張り」をした他、すぐれた和歌や漢詩も残しています。この他、円通院、観瀾亭、観光遊覧船での湾クルーズなど見所はいっぱいです。

円通院

美しい庭園が見られる縁結びの寺

円通院
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。

五大堂

朱色の橋と島に建つお堂は松島のシンボル

五大堂
突き出した小島に朱色の橋が架かり、五大堂が佇む姿は、松島を象徴する風景です。松島湾を望める絶景スポットでもあります。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。

ホテル松島 大観荘

日本三景・松島の壮大で美しいロケーション。大観荘ならではの"おもてなし"がここにあります。

ホテル松島 大観荘
日本三景・松島の壮大で美しいロケーション。大観荘ならではの"おもてなし"がここにあります。
2日目
松島町~東日本大震災原子力災害伝承館(約90分)

東日本大震災・原子力災害伝承館

震災の記録と記憶を教訓として未来へつないでゆく。

東日本大震災・原子力災害伝承館
福島では、東日本大震災において、地震・津波の被害に加えて、原発事故による世界でも未曽有の複合災害を経験しました。事故直後の発電所の状況、長期かつ広域の住民避難、放射線による県民生活への影響など、原発事故に係る資料が多数展示されていることが当館の特徴です。                 
 また展示に加えて、震災当時の状況や避難の経験等を語る語り部口演や、現地を視察するフィールドワークなど、様々なプログラムを体験することもできます。

震災遺構 浪江町立請戸小学校

東日本大震災の脅威や教訓、地域の記憶や記録を後世に伝え、防災意識の向上に役立てるため、被災した浪江町立請戸小学校が震災遺構として一般公開されています。

震災遺構 浪江町立請戸小学校
2011年3月11日の東日本大震災の脅威や教訓とともに地域の記憶や記録を後世に伝え、防災意識の向上に役立てるため、被災した浪江町立請戸小学校が福島県では初となる震災遺構として一般公開されています。
請戸小学校~環境水族館アクアマリンふくしま(約80分)

環境水族館アクアマリンふくしま

楽しく学べる 潮目の海をテーマにした体験型水族館

環境水族館アクアマリンふくしま
近海で見られる魚はもちろんの事、カラフルな熱帯魚やアザラシやトドなど約800種類もの生き物を展示している人気スポット。魚釣りを体験して釣った魚をその場で食べることができたり、水族館の裏側を知ることができるバックヤードツアー、裸足になって生き物に触れ合える世界最大級のタッチプール蛇の目ビーチなど、子どもが目を輝かせるような楽しい体験イベントが目白押し。時期によっては水族館のナイトツアーも行われており、こちらも大変人気のイベントです。何と言っても目玉は大水槽の巨大な三角トンネル。頭上を様々な魚たちが泳いでいる様はまるで自分が海の中にいるかのよう。たくさんの家族連れ、カップルで賑わっています。
環境水族館アクアマリンふくしま~スパリゾートハワイアンズ(約30分)

スパリゾートハワイアンズは遊ぶだけじゃない。東日本大震災と原発事故の被害から見事V字回復を成し遂げた企業から、危機を乗り超えるための大切なことを学びます。

スパリゾートハワイアンズは遊ぶだけじゃない。東日本大震災と原発事故の被害から見事V字回復を成し遂げた企業から、危機を乗り超えるための大切なことを学びます。
地域の主要産業であった炭鉱業の衰退という危機から温泉レジャーという新規事業を成功させ、震災という新たな危機を乗り越えた現在までの道のりを聞くことができます。
・東日本大震災から学ぶ 「震災復興支援プログラム・防災学習プログラム」:被災地の見学や実際に被害にあった語り部の説明を通じ、被害の状況を体験。また、地震当日、宿泊していた854名のお客様を無事送り返すために、スパリゾートハワイアンズのスタッツフがとった行動の記録を講演いただきます。
・フラガールショー見学 「炭鉱から観光へ、そして復興へ」企業存続と地域経済の疲弊という危機を乗り越えた、「ピンチをチャンスと捉える」発想の転換。地域社会との一体化。働くことへの高いモチベーション維持。
3日目
いわき市~東京駅(電車・バスともに約150分)
GOAL
  • 震災遺構 仙台市立荒浜小学校
  • JRフルーツパーク仙台あらはま
  • 丸文松島汽船株式会社
  • 松島地区自主研修
  • 円通院
  • 五大堂
  • 東日本大震災・原子力災害伝承館
  • 環境水族館アクアマリンふくしま
  • スパリゾートハワイアンズは遊ぶだけじゃない。東日本大震災と原発事故の被害から見事V字回復を成し遂げた企業から、危機を乗り超えるための大切なことを学びます。

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