魚沼から行く「尾瀬」環境学習プログラム(新潟県)
プログラムの特徴は、魚沼市から奥只見湖を船で渡り尾瀬に向かうルートで環境学習を行うことです。湖上では、神秘に満ちた美しい景観を堪能でき、また再生可能な自然エネルギーである水力発電の奥只見ダム開発と自然保護の歴史も学ぶことができます。
尾瀬は、「国立公園」、「特別天然記念物」、「ラムサール条約湿地」に指定されており、豊かな自然に育まれた希少生物が、絶妙な生態系を保ちながら生息しているところです。その一方で、多くのハイカーが訪れることによる自然破壊が問題となり、環境保全のために様々な対策がとられてきました。尾瀬は、「自然保護運動の原点」と言われています。
奥只見・尾瀬での体験学習を通して、子どもたちは自然の雄大さや巧妙さに驚き、感動し、加えて、環境保全に全力を注いでいる人々の営みや奥只見ダム開発の歴史に触れ、自然や命を守ることの大切さを身に染みて感じることができます。同時に、開発と環境保全の関係についても考えを巡らすことができます。
また、この体験学習プログラムは「自然との調和を図りながら、人々が自然とともに生活するために、自分たちは何をどうしていけばよいのだろう?」といった深まりのある具体的・実践的な学習ができるようになっています。
基本情報
- 住所
- 新潟県魚沼市須原520
- SNS
- (一財)魚沼市地域づくり振興公社
- 受入可能人数
- 応相談
- 受入時期
- 通年
- 対象学年
- 小学・中学・高校
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- (一財)魚沼市地域づくり振興公社
- 電話番号
- 025-797-3566