三陸鉄道 163kmの旅

さんりくてつどう 163きろめーとるのたび

 三陸鉄道は1984年に日本最初の国鉄地方交通線転換第3セクター鉄道としてスタートしました。当初は南リアス線(盛~釜石)と北リアス線(宮古~久慈)の2つの路線でした。2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、皆様の暖かい声で国からの支援を得て2014年に全線で運転が再開となりました。その後、震災で被災して不通となっていたJR山田線釜石~宮古が三陸鉄道に移管され2019年に盛~釜石~宮古~久慈が1本でつながり、リアス線として新たなスタートを切りました。この区間の延長は163kmにおよび第3セクター鉄道として日本最長の路線となりました。またロカール私鉄(地域鉄道)としても最長でもあります。

 三陸鉄道では開業以来、イベント列車や観光列車を多数運転してきました。初詣列車、ワイン列車、ビール列車、地酒列車、ゾロリ列車、三陸縦断夜行列車さんりくあさかぜ号、プレミアムランチ列車などのイベント列車。観光列車としてはお座敷列車北三陸号、こたつ列車(日本最初のこたつ列車)、洋風こたつ列車、JR直通列車さんりくトレイン北山崎号、さんりく北リアス号などです。JRからの団体専用列車の直通運転も可能です。

 この中で現在も運転している代表的な列車として「こたつ列車」をご紹介します。

 久慈と宮古を結ぶ冬の観光列車で通常はお座敷列車として使用している車両の座席をこたつ掛けにして運転を開始した日本初のこたつの列車です。

 冬の列車としては津軽鉄道のストーブ列車が有名でしたが、趣向をかえたこたつ列車として冬の名物列車ともなっています。

 全車座席指定となっていて、往路は三陸の海鮮弁当や料理がよやくでき、復路ではスイーツが楽しめます(予約が必要)

 そして、途中のトンネル内で室内灯が消えるとともに秋田のなまはげと同じ岩手県北沿岸の風習である「なもみ」が登場する、車内イベントは好評です。

 車両は26両(全車トイレ付)ありますが、うち1両はお座敷車、3両がレトロ車両のイベント用車両となっててAV機器も完備されており貸切列車でのご利用も承っています。車内での宴会、会議から結婚式までお客様の企画で自由に活用できます。

 

■問合先:

    メールアドレス info@sanrikutetsudou.com

    電話 0193-62-7000(旅客営業部)

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岩手県
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問い合わせ先

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