仙台・松島・会津の歴史を巡る1泊2日
- 所要時間 : 1泊2日
- 主な交通手段 : バス・鉄道・徒歩
仙台・松島・会津の歴史スポットを満喫する1泊2日のコースです。
<1日目>仙台市・松島町・福島市(宿泊先:飯坂温泉)
<2日目>会津若松市
START
1日目
9:00 - 10:00 JR仙台駅(東北新幹線)
JR仙台駅~松島海岸駅(約40分)
JR仙台駅~松島海岸駅(約40分)
徒歩5分
瑞巌寺
政宗の情熱と美意識を感じられる寺
高名な戦国大名・伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺。828年に建立され、その後戦国時代を経て衰退した寺を伊達政宗が再建しました。随所に政宗の美意識を感じさせるつくりとなっています。
国宝に指定されている「本堂」と「庫裡」。華やかな本堂襖絵は必見です。本堂前にある「臥龍梅」が春には美しい花を咲かせます。寺の台所である「庫裡」にも唐草などの彫刻が施され政宗のこだわりが表れています。
「御成門」「中門」「太鼓塀」は国の重要文化財に指定。その他にも「洞窟遺跡群」や「法身窟」など見どころの多いお寺です。
「青龍殿(宝物館)」には伊達家ゆかりの絵画・茶器のほか本堂襖絵の実物なども展示されています。
岩手県平泉の「中尊寺」と「毛越寺」、山形県山寺の「立石寺」とともに「四寺廻廊」の巡礼地の一つにもなっています。
「円通院」と隣接しており、近くに食事処やおみやげやさんもあります。政宗が瑞巌寺の建立に先立ち造営したとされる「五大堂」も併せて訪れたいスポットです。
日本三景の一つ松島で絶景を楽しんだ後は、政宗ゆかりの寺で当時に思いをはせてみては。
国宝に指定されている「本堂」と「庫裡」。華やかな本堂襖絵は必見です。本堂前にある「臥龍梅」が春には美しい花を咲かせます。寺の台所である「庫裡」にも唐草などの彫刻が施され政宗のこだわりが表れています。
「御成門」「中門」「太鼓塀」は国の重要文化財に指定。その他にも「洞窟遺跡群」や「法身窟」など見どころの多いお寺です。
「青龍殿(宝物館)」には伊達家ゆかりの絵画・茶器のほか本堂襖絵の実物なども展示されています。
岩手県平泉の「中尊寺」と「毛越寺」、山形県山寺の「立石寺」とともに「四寺廻廊」の巡礼地の一つにもなっています。
「円通院」と隣接しており、近くに食事処やおみやげやさんもあります。政宗が瑞巌寺の建立に先立ち造営したとされる「五大堂」も併せて訪れたいスポットです。
日本三景の一つ松島で絶景を楽しんだ後は、政宗ゆかりの寺で当時に思いをはせてみては。
徒歩3分
円通院
美しい庭園が見られる縁結びの寺
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
徒歩5分
五大堂
朱色の橋と島に建つお堂は松島のシンボル
突き出した小島に朱色の橋が架かり、五大堂が佇む姿は、松島を象徴する風景です。松島湾を望める絶景スポットでもあります。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。
松島エリアで昼食(旬の海鮮料理)
JR松島海岸駅~仙台駅(約40分)
JR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」乗車
瑞鳳殿
循環バス「るーぷる仙台」乗車
JR仙台駅まで循環バス「るーぷる仙台」
JR仙台駅~福島駅(東北新幹線 20分)
JR福島駅~福島交通「飯坂温泉」駅(25分)
JR福島駅~福島交通「飯坂温泉」駅(25分)
飯坂温泉
東北を代表する温泉郷「飯坂温泉」は、松尾芭蕉や正岡子規、与謝野晶子といった文人も訪れた古き佳き名湯。福島駅から飯坂電車に乗って出発すれば25分ほどで終点の飯坂温泉駅に到着します。摺上川とその支流を中心にホテル・旅館が建ちならび、昔ながらの温泉情緒を満喫できます。
ちゃんこちゃんこ(この土地の方言で坂道の石段のこと)をそぞろ歩けば、そこかしこに共同浴場やおいしいお店があり、何度訪れても新しい発見があります。地元の人たちとの粋な語らいも、旅をさらに魅力的なものにしてくれるはずです。楽しみ方は自由自在。ようこそ飯坂温泉へ!
【共同浴場巡り】お湯が熱いので気をつけて!古くから飯坂町民の内風呂として利用されてきた共同浴場。湯の町、坂の町の風情を楽しみながら、いくつかのお風呂をはしごして湯めぐりするのも楽しいものです。飯坂温泉の湯は、クセのないまろやかな湯で、湯冷めしにくく肌がツルツルになります。
【旧堀切邸】入場無料ぶらり歩くと温泉街の中心には、国登録有形文化財の名所「旧堀切邸」(江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家)があります。1775(安永4)年建築の県内で最古の土蔵「十間蔵」や焼失後1881(明治14)年に再建された主屋など、歴史的価値の高い建物が現存しています。貴重な文化財の数々にふれながら、飯坂温泉源泉掛け流しの「足湯・手湯」につかると、心が満たされます。
【花ももの里】開花期:4月上旬から下旬80アールの敷地に世界中から集められた40品種、約300本の花ももが植えられています。4月初めから終わりにかけて、色とりどりに咲き乱れる桃源郷のような景色を楽しんでください。
【医王寺】笈も太刀も五月に飾れ紙幟源義経に仕え、源平の合戦で活躍した佐藤継信・忠信の菩提寺。義経が奥州平泉に逃れる際に立ち寄ったと伝えられ、また松尾芭蕉はこの地を訪れ、二人を偲んで句を詠みました。
【茂庭っ湖(もにわっこ)】摺上川ダムによって出来た湖茂庭っ湖周辺では、四季折々の風景が楽しめ、「滑滝(なめたき)」や「蓮華滝」など見どころもたくさんあります。モンドセレクションで3年連続金賞を受賞した「ふくしまの水」の水源でのカヤック体験は、心も体も癒されます。
【ご当地グルメ】円盤餃子/いかにんじん/飯坂ラーメン/ラジウム玉子/いいざかグラノーラなど
ちゃんこちゃんこ(この土地の方言で坂道の石段のこと)をそぞろ歩けば、そこかしこに共同浴場やおいしいお店があり、何度訪れても新しい発見があります。地元の人たちとの粋な語らいも、旅をさらに魅力的なものにしてくれるはずです。楽しみ方は自由自在。ようこそ飯坂温泉へ!
【共同浴場巡り】お湯が熱いので気をつけて!古くから飯坂町民の内風呂として利用されてきた共同浴場。湯の町、坂の町の風情を楽しみながら、いくつかのお風呂をはしごして湯めぐりするのも楽しいものです。飯坂温泉の湯は、クセのないまろやかな湯で、湯冷めしにくく肌がツルツルになります。
【旧堀切邸】入場無料ぶらり歩くと温泉街の中心には、国登録有形文化財の名所「旧堀切邸」(江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家)があります。1775(安永4)年建築の県内で最古の土蔵「十間蔵」や焼失後1881(明治14)年に再建された主屋など、歴史的価値の高い建物が現存しています。貴重な文化財の数々にふれながら、飯坂温泉源泉掛け流しの「足湯・手湯」につかると、心が満たされます。
【花ももの里】開花期:4月上旬から下旬80アールの敷地に世界中から集められた40品種、約300本の花ももが植えられています。4月初めから終わりにかけて、色とりどりに咲き乱れる桃源郷のような景色を楽しんでください。
【医王寺】笈も太刀も五月に飾れ紙幟源義経に仕え、源平の合戦で活躍した佐藤継信・忠信の菩提寺。義経が奥州平泉に逃れる際に立ち寄ったと伝えられ、また松尾芭蕉はこの地を訪れ、二人を偲んで句を詠みました。
【茂庭っ湖(もにわっこ)】摺上川ダムによって出来た湖茂庭っ湖周辺では、四季折々の風景が楽しめ、「滑滝(なめたき)」や「蓮華滝」など見どころもたくさんあります。モンドセレクションで3年連続金賞を受賞した「ふくしまの水」の水源でのカヤック体験は、心も体も癒されます。
【ご当地グルメ】円盤餃子/いかにんじん/飯坂ラーメン/ラジウム玉子/いいざかグラノーラなど
2日目
福島交通「飯坂温泉」駅~福島駅(25分)
JR福島駅~郡山駅(東北新幹線 15分)
JR郡山駅~会津若松駅(磐越西線 1時間5分)
JR会津若松駅から周遊バス「ハイカラさん」乗車
JR郡山駅~会津若松駅(磐越西線 1時間5分)
JR会津若松駅から周遊バス「ハイカラさん」乗車
会津若松・七日町通り
レトロな町並みを歩く
「JR七日町駅」から「野口英世青春通り」まで700m続く七日町通り。20世紀初め頃のレトロな建物が建ち並び、足を踏み入れた瞬間、タイムスリップしたかのような気分に。
通りには、絵ろうそくや会津塗、会津木綿といった伝統工芸品を扱うお店が数多く並び、会津の伝統文化に触れながら街歩きを楽しめます。多様なデザインの建物は、見応えたっぷり!ぜひゆっくりと時間をかけて街の雰囲気を感じてください。和菓子や酒蔵などグルメも充実しており、どれにしようか迷ってしまうほど。おみやげ選びも楽しくなること間違いなしです。周遊バス「ハイカラさん」も、街のレトロなムードを一層ひきたてます。
おしゃれなショップだけではなく、斎藤一の墓がある「阿弥陀寺」、土方歳三が宿泊した「清水屋旅館跡」、「会津新選組記念館」など新選組ゆかりのスポットも点在します。当時に思いを馳せながら散策してみてはいかがですか。
七日町駅構内にある「駅カフェ」は会津地方17市町村の商品を扱うアンテナショップ。かわいい雑貨に囲まれて幸せな気分に…カフェスペースでほっこり一休みするのもおすすめです。
通りには、絵ろうそくや会津塗、会津木綿といった伝統工芸品を扱うお店が数多く並び、会津の伝統文化に触れながら街歩きを楽しめます。多様なデザインの建物は、見応えたっぷり!ぜひゆっくりと時間をかけて街の雰囲気を感じてください。和菓子や酒蔵などグルメも充実しており、どれにしようか迷ってしまうほど。おみやげ選びも楽しくなること間違いなしです。周遊バス「ハイカラさん」も、街のレトロなムードを一層ひきたてます。
おしゃれなショップだけではなく、斎藤一の墓がある「阿弥陀寺」、土方歳三が宿泊した「清水屋旅館跡」、「会津新選組記念館」など新選組ゆかりのスポットも点在します。当時に思いを馳せながら散策してみてはいかがですか。
七日町駅構内にある「駅カフェ」は会津地方17市町村の商品を扱うアンテナショップ。かわいい雑貨に囲まれて幸せな気分に…カフェスペースでほっこり一休みするのもおすすめです。
徒歩
会津若松市内で昼食(会津ソースかつ丼)
大正時代から会津地方で愛されているご当地グルメ。トンカツを卵でとじた一般的なカツ丼とは違い、会津のソースカツ丼は、ご飯の上に千切りキャベツを敷き、甘辛ソースに絡めたトンカツをドーンと乗せたボリューム満点の丼です。揚げたてサクサクのカツとキャベツのシャキシャキ感がソースの染みたお米にベストマッチ。ガッツリおかわり派にイチオシのメニューです。
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周遊バス「ハイカラさん」乗車
鶴ヶ城
日本唯一、美しい赤瓦を誇る城
「会津城」、「会津若松城」とも呼ばれ、1868年に起きた戊辰戦争では、新政府軍の猛攻に対し約1ヶ月の籠城戦に耐えたことから、「難攻不落の城」としてその名を知らしめました。
日本100名城にも選ばれた鶴ヶ城は、1965年の再建以来改修を重ね、2011年には17世紀頃を再現した「赤瓦」のふき替えが完了し、日本で唯一赤瓦を見られる城となりました。また、天守閣の石垣は1611年に起きた大地震にも耐え、現在も当時のまま立派な姿を残しています。
天守閣の内部は資料館になっており、最上階からは城下町・会津若松市の街並みを一望できます。鶴ヶ城公園内には千利休の子・少庵が建てたとされる「茶室麟閣」があり、庭園ではお茶やお菓子を楽しむことができます。
桜の名所としても知られ、春には約1000本の桜が公園内に咲き誇り、夜にはライトアップも行われます。ライトアップは秋の紅葉シーズンにも行われるほか、冬に行われる「会津絵ろうそく祭り」ではろうそくのあかりに照らされた幻想的な雪景色が楽しむことができ、多くの人で賑わいます。
日本100名城にも選ばれた鶴ヶ城は、1965年の再建以来改修を重ね、2011年には17世紀頃を再現した「赤瓦」のふき替えが完了し、日本で唯一赤瓦を見られる城となりました。また、天守閣の石垣は1611年に起きた大地震にも耐え、現在も当時のまま立派な姿を残しています。
天守閣の内部は資料館になっており、最上階からは城下町・会津若松市の街並みを一望できます。鶴ヶ城公園内には千利休の子・少庵が建てたとされる「茶室麟閣」があり、庭園ではお茶やお菓子を楽しむことができます。
桜の名所としても知られ、春には約1000本の桜が公園内に咲き誇り、夜にはライトアップも行われます。ライトアップは秋の紅葉シーズンにも行われるほか、冬に行われる「会津絵ろうそく祭り」ではろうそくのあかりに照らされた幻想的な雪景色が楽しむことができ、多くの人で賑わいます。
周遊バス「ハイカラさん」乗車
会津武家屋敷
見て、体験して、会津の歴史をまるごと学べる歴史ミュージアム
会津藩家老・西郷頼母邸を中心に移築、復元された建物が集う、まさに歴史のテーマパーク。広大な敷地内に、家老屋敷のほか、江戸時代の代官所を移築復元した「旧中畑陣屋」、鶴ヶ城本丸内にある茶室「麟閣」を復元した「嶺南庵麟閣」などの歴史的な建物が並びます。
当時の生活や戊辰戦争時の様子を学ぶことができる資料館が併設されているほか、12月中旬~4月上旬頃の冬季期間は家老屋敷の内部を見ることができます。
手作り体験館では赤ベコの絵付けやガラスの絵彫り体験ができるほか、当時の衣装を着て記念写真が撮影できる「御写真処」などがあり、大人も子どもも楽しみながら伝統文化に触れることができます。
会津の郷土料理が食べられるお食事処のほか、伝統工芸品からお菓子、農産物まで会津の特産品を豊富に取り扱うショップもあります。旅の思い出にお気に入りのものを見つけてください。
当時の生活や戊辰戦争時の様子を学ぶことができる資料館が併設されているほか、12月中旬~4月上旬頃の冬季期間は家老屋敷の内部を見ることができます。
手作り体験館では赤ベコの絵付けやガラスの絵彫り体験ができるほか、当時の衣装を着て記念写真が撮影できる「御写真処」などがあり、大人も子どもも楽しみながら伝統文化に触れることができます。
会津の郷土料理が食べられるお食事処のほか、伝統工芸品からお菓子、農産物まで会津の特産品を豊富に取り扱うショップもあります。旅の思い出にお気に入りのものを見つけてください。
周遊バス「ハイカラさん」乗車
さざえ堂
不思議体験!世界唯一、二重らせん構造の木造建築
だまし絵のような外観。ぐるりと巻いた形状が似ていることから「さざえ堂」と呼ばれているこの建物。六角三層、二重らせん構造の木造建築は世界で唯一という、大変貴重な建築物です。その珍しい建築様式から国の重要文化財にも指定されています。
中は、斜めになった窓を見ながら、傾いたスロープを上れるようになっています。上りと下りが一方通行ですれ違うことはありません。なぜこのような構造が生まれたのかについては、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したものが日本に伝わった、住職が夢でお告げを受けたなど諸説あり、謎のベールに包まれています。いつのまにか入り口に戻ってしまう不思議さ、世界がぐにゃりと歪んだような奇妙さを、ぜひ自ら体験してみてください!
かつては三十三観音が配置され、ここに来れば巡礼ができるとされていました。西日本へ巡礼に行くのが難しい一般人にとっては、まさに夢のような場所でした。お札がたくさん貼られており、いかに多くの人々がこの場所を訪れたのかが伺えます。
正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」。白虎隊で有名な飯盛山にあり、白虎隊19士の霊像のある「宇賀神堂」もすぐそばです。
中は、斜めになった窓を見ながら、傾いたスロープを上れるようになっています。上りと下りが一方通行ですれ違うことはありません。なぜこのような構造が生まれたのかについては、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したものが日本に伝わった、住職が夢でお告げを受けたなど諸説あり、謎のベールに包まれています。いつのまにか入り口に戻ってしまう不思議さ、世界がぐにゃりと歪んだような奇妙さを、ぜひ自ら体験してみてください!
かつては三十三観音が配置され、ここに来れば巡礼ができるとされていました。西日本へ巡礼に行くのが難しい一般人にとっては、まさに夢のような場所でした。お札がたくさん貼られており、いかに多くの人々がこの場所を訪れたのかが伺えます。
正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」。白虎隊で有名な飯盛山にあり、白虎隊19士の霊像のある「宇賀神堂」もすぐそばです。
周遊バス「ハイカラさん」乗車
飯盛山
若くして散った武士たちに思いを馳せる
城下町・会津若松市を一望できる標高314mの小高い山。山頂へは183段の階段を登れば到着できますが、スロープコンベア(動く坂道)を利用すれば、より簡単に山頂へとたどり着くことができます。
飯盛山にある「白虎隊十九士の墓」は、1868年に起きた戊辰戦争における局地戦の一つ・会津戦争の悲劇を今に伝えています。会津藩の10代の少年たちによる部隊・白虎隊は、飯盛山から鶴ヶ城が煙に包まれているのを見て、城が燃えたと思い、主君のためにと自ら命を絶ちました。「白虎隊自刃の場」からは今でも鶴ヶ城を見ることができ、若くしてこの世を去った武士たちを思い、多くの人が慰霊に訪れます。のちに白虎隊の悲劇を伝えた、唯一の生き残り飯沼貞吉の墓も少し離れたところにあります。
他にも、「イタリー記念碑」や「ドイツ記念碑」など白虎隊を称えて外国から贈られた石碑や、白虎隊が退却の際に通ったとされる「戸ノ口堰洞穴」が残っています。
スロープコンベア乗り場の近くには、「白虎隊記念館」が、周辺には「白虎隊伝承記念館」、国指定重要文化財「滝沢本陣」があります。また、飯盛山には国指定重要文化財「さざえ堂」があり、こちらも多くの人が訪れています。
「飯盛分店」では食事ができ、店内奥には市内が一望できる展望台も。一休みするのに便利です。
飯盛山にある「白虎隊十九士の墓」は、1868年に起きた戊辰戦争における局地戦の一つ・会津戦争の悲劇を今に伝えています。会津藩の10代の少年たちによる部隊・白虎隊は、飯盛山から鶴ヶ城が煙に包まれているのを見て、城が燃えたと思い、主君のためにと自ら命を絶ちました。「白虎隊自刃の場」からは今でも鶴ヶ城を見ることができ、若くしてこの世を去った武士たちを思い、多くの人が慰霊に訪れます。のちに白虎隊の悲劇を伝えた、唯一の生き残り飯沼貞吉の墓も少し離れたところにあります。
他にも、「イタリー記念碑」や「ドイツ記念碑」など白虎隊を称えて外国から贈られた石碑や、白虎隊が退却の際に通ったとされる「戸ノ口堰洞穴」が残っています。
スロープコンベア乗り場の近くには、「白虎隊記念館」が、周辺には「白虎隊伝承記念館」、国指定重要文化財「滝沢本陣」があります。また、飯盛山には国指定重要文化財「さざえ堂」があり、こちらも多くの人が訪れています。
「飯盛分店」では食事ができ、店内奥には市内が一望できる展望台も。一休みするのに便利です。
周遊バス「ハイカラさん」乗車
JR会津若松駅~JR郡山駅(磐越西線 1時間5分)
JR郡山駅(東北新幹線)
JR郡山駅(東北新幹線)
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