親子で巡るKIZUKIたび ~気仙沼・南三陸エリアを日帰りで満喫~

時間
所要時間 : 日帰り
アクセス
主な交通手段 : 車・徒歩
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

リアスの海岸の絶景や、朝ドラの舞台地の大島、絶品の海鮮グルメに加え、この地を襲った津波高など、ならではの発見に出会えるコースです。

美しくも自然の畏怖を感じられる三陸リアスの海を満喫したい親子にオススメです!

START
仙台駅 発
車で90分

南三陸町震災復興祈念公園・中橋・南三陸町旧防災対策庁舎

南三陸の過去と未来を繋ぐ場所

南三陸町震災復興祈念公園・中橋・南三陸町旧防災対策庁舎
祈りの丘の頂上からは志津川湾や旧防災対策庁舎を見渡すことができ、震災の記憶と教訓を次世代へ伝える場所として整備された「震災復興祈念公園」。この祈りの場所とさんさん商店街を繋ぐ「中橋」は、南三陸杉をふんだんに利用したウッドデッキの太鼓橋で、復興のシンボルとして新しいスポットとなりました。夜には橋全体がライトアップされ幻想的な姿が浮かび上がります。

南三陸町は1960年に発生したチリ地震を教訓に津波対策を進め、それを踏まえて防災対策庁舎は鉄骨3階建で建てられました。しかし、東日本大震災ではチリ地震津波の5.5mをはるかに超えた15.5mの津波が庁舎を襲い、防災無線で「高台へ非難してください」と呼びかけ続けた町職員33人を含む計43人が亡くなられました。現在の建物周辺はかさ上げの盛り土で囲まれ、大津波の脅威を感じさせる鉄骨の骨組みは、補強・塗装の塗り直しがされました。2031年まで宮城県の管理下で保存されることになっています。
 南三陸さんさん商店街の西側、かつて市街地があった場所には、追悼・鎮魂のための震災復興祈念公園が整備されました。約6.3haにも及ぶ広大な公園の中心にあるのは「祈りの丘」。海抜20mの築山の頂上には、東日本大震災犠牲者名簿を安置する石碑が追悼の言葉を添えて設置されています。一段低くなった位置にある「高さのみち」は志津川地区に襲来した津波の平均の高さ16.5mにあり、この歩道を歩くことで押し寄せた津波の高さを体感できます。目線の先には骨組みを残すだけの南三陸町旧防災対策庁舎があり、震災の記憶を呼び起こし継承する場となっています。
徒歩5分

南三陸さんさん商店街

バラエティ豊かなお店が並ぶ商店街。人気の「キラキラ丼」をぜひ!

南三陸さんさん商店街
いつもたくさんの人でにぎわう南三陸町にある商店街。東日本大震災で被害を受けた店舗が集まり、2012年に仮設商店街としてオープン。2017年に常設商店街としてリニューアルしました。観光客だけではなく地元の人も多く訪れます。
日本を代表する建築家・隈研吾氏が設計。地元産の杉をふんだんに使った木造平屋に飲食店や鮮魚店、土産店などが並びます。
南三陸の海の幸がふんだんに盛り付けられた「キラキラ丼」が人気!ぜひ、ご賞味ください!
商店街からは志津川湾の壮大な景色を一望することができます。南三陸と友好関係を結ぶイースター島から贈呈された本物のモアイ像も!
商店街前にはBRTバス停留所があります。南三陸の美しい海を見ながらバスの旅を楽しむのもおすすめです。
南三陸町には他にも、太平洋を一望できる「田束山」や神さまが割ったという伝説が残る「神割崎」などの観光スポットがあります。「神割崎キャンプ場」では美しい朝焼けが見られます。

南三陸キラキラ丼

見た目も味も豪華な南三陸町のA級グルメ

南三陸キラキラ丼
見た目も味も豪華なその名の通り”キラキラ”。春夏秋冬でそれぞれ旬の魚介類を豪快に盛り込んだ、四季を感じる名物丼です。春は「春つげ丼」、夏は「うに丼」、秋は「秋旨丼」、冬は「いくら丼」を提供しています。2009年の「キラキラいくら丼」からスタートし、震災発災後は2012年の秋から再開、復興のシンボルにもなりました。季節ごとに春つげ丼、うに丼、秋旨丼、いくら丼と名前が変わり、旬ならではの美味しさを提供してくれます。 各店舗で丼の具材はもちろん、付け合わせの小鉢にもこだわった個性あふれる味をぜひお楽しみください。
車で30分

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

未来へ繋ぐ、記憶と教訓

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は、将来にわたり震災の記憶と教訓を伝え、警鐘を鳴らし続ける「目に見える証」として活用し、気仙沼市が目指す「津波死ゼロのまちづくり」に寄与することを目的に整備された施設です。 ご要望に応じて館内を語り部ガイドがご案内いたします。語り部から震災当時の話を聞きながら見学することで、よりいっそう東日本大震災に対する理解が深まります。(要予約・有料)
車で20分

気仙沼大島、気仙沼大島大橋

宮城県北東部の気仙沼湾内に位置する東北最大級の有人島、本土と島を結ぶ希望の橋

気仙沼大島、気仙沼大島大橋
宮城県北東部の気仙沼湾内に位置する東北最大級の有人島で、三陸復興国立公園と海域公園に指定されています。島の海岸線は屈曲が著しく、自然が作り出した美しい景勝は見事で、島の東側にある「小田の浜海水浴場」は、環境省が選定した「快水浴場百選」の中でも特選(全国2位)の評価を受けました(2006年)。北部にそびえる亀山からは全島が一望でき、その景色は「緑の真珠」と詠われるほどです。
 観光地として人気の気仙沼大島でしたが、東日本大震災では細長い島の東西から押し寄せた津波で、島内は一時南北に分断され、山火事も起きるなど甚大な被害を受けました。また、本土との交通手段が船舶だけだったために孤立状態が続き、電気や水も断絶しました。このことから、本土と陸路でつながる必要性が再認識され、復興のシンボル事業として「大島架橋事業」が着手。ついに2019年4月に住民の半世紀来の悲願であった「気仙沼大島大橋(愛称「鶴亀大橋」)」が開通しました。白亜のアーチ橋は297m(アーチ支間長)と東日本一の長さ。全国でも、愛媛の大三島橋とならび3番目の長さを誇ります。歩道があるので、海を眺めながら歩くこともできます。津波の浸水高を考慮した高さになっています。この橋の完成により、住民の生活の利便性の向上や救急医療などの安全の確保はもちろん、観光交流や産業の活性化も期待されます。現在ではマリンアクティビティを楽しめる体験ツアーも盛んで、島をめぐりながら「震災講話」を聞けるプログラムもあります。
車で15分

ないわん

まちの顔となる新エリア

ないわん
 商業観光施設「迎(ムカエル)」、「結(ユワエル)」、「拓(ヒラケル)」、まちづくりの拠点施設「創(ウマレル)」の4施設から成り、まち歩きや買い物が楽しめるスポットです。地元の食材を使ったグルメを楽しむのはもちろん、ここでしかゲットできないお土産を探してみるのもおすすめ。施設のすぐ側では漁船の係留風景も楽しめます。
車で120分
仙台駅 着
GOAL
  • 南三陸町震災復興祈念公園・中橋・南三陸町旧防災対策庁舎
  • 南三陸さんさん商店街
  • 南三陸キラキラ丼
  • 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
  • 気仙沼大島、気仙沼大島大橋
  • ないわん

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