仙台・松島・平泉 東北の観光名所を巡る1泊2日
- 所要時間 : 1泊2日
- 主な交通手段 : 鉄道・バス・徒歩
仙台・松島・平泉の観光名所を巡る1泊2日のコースです。
<1日目>仙台市・松島町(宿泊先:秋保温泉)
<2日目>平泉町・一関市
START
1日目
JR仙台駅~JR松島海岸駅(約40分)
JR松島海岸駅から徒歩1分
宮城県松島離宮
松島の新たなランドマークが誕生!
2020年10月、日本三景松島に開業した観光商業施設です。屋上からの景色は今までにない松島湾を一望できます。また、こけしを含めた様々な工房コーナーがあり、県内の工芸品やお子様用のワークショップが定期開催されてゆきます。通訳が常駐する観光案内所も整備され、だれでも安心して観光相談が可能です。施設内では水遊びやBBQなどもでき、家族が手ぶらで楽しむ憩いの場としてもおすすめです。他にも朝7時から毎日オープンするカフェで、海沿いでゆったりとした時間を過ごしたり、ここでしか買えない土産品などのお買い物を楽しんだり、地元食材にこだわったレストランでの食事をぜひ味わってみてください。
徒歩5分
瑞巌寺
政宗の情熱と美意識を感じられる寺
高名な戦国大名・伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺。828年に建立され、その後戦国時代を経て衰退した寺を伊達政宗が再建しました。随所に政宗の美意識を感じさせるつくりとなっています。
国宝に指定されている「本堂」と「庫裡」。華やかな本堂襖絵は必見です。本堂前にある「臥龍梅」が春には美しい花を咲かせます。寺の台所である「庫裡」にも唐草などの彫刻が施され政宗のこだわりが表れています。
「御成門」「中門」「太鼓塀」は国の重要文化財に指定。その他にも「洞窟遺跡群」や「法身窟」など見どころの多いお寺です。
「青龍殿(宝物館)」には伊達家ゆかりの絵画・茶器のほか本堂襖絵の実物なども展示されています。
岩手県平泉の「中尊寺」と「毛越寺」、山形県山寺の「立石寺」とともに「四寺廻廊」の巡礼地の一つにもなっています。
「円通院」と隣接しており、近くに食事処やおみやげやさんもあります。政宗が瑞巌寺の建立に先立ち造営したとされる「五大堂」も併せて訪れたいスポットです。
日本三景の一つ松島で絶景を楽しんだ後は、政宗ゆかりの寺で当時に思いをはせてみては。
国宝に指定されている「本堂」と「庫裡」。華やかな本堂襖絵は必見です。本堂前にある「臥龍梅」が春には美しい花を咲かせます。寺の台所である「庫裡」にも唐草などの彫刻が施され政宗のこだわりが表れています。
「御成門」「中門」「太鼓塀」は国の重要文化財に指定。その他にも「洞窟遺跡群」や「法身窟」など見どころの多いお寺です。
「青龍殿(宝物館)」には伊達家ゆかりの絵画・茶器のほか本堂襖絵の実物なども展示されています。
岩手県平泉の「中尊寺」と「毛越寺」、山形県山寺の「立石寺」とともに「四寺廻廊」の巡礼地の一つにもなっています。
「円通院」と隣接しており、近くに食事処やおみやげやさんもあります。政宗が瑞巌寺の建立に先立ち造営したとされる「五大堂」も併せて訪れたいスポットです。
日本三景の一つ松島で絶景を楽しんだ後は、政宗ゆかりの寺で当時に思いをはせてみては。
徒歩3分
円通院
美しい庭園が見られる縁結びの寺
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
徒歩5分
五大堂
朱色の橋と島に建つお堂は松島のシンボル
突き出した小島に朱色の橋が架かり、五大堂が佇む姿は、松島を象徴する風景です。松島湾を望める絶景スポットでもあります。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。
松島エリアで昼食(旬の海鮮料理)
JR松島海岸駅~JR仙台駅(約40分)
JR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」乗車
瑞鳳殿
循環バス「るーぷる仙台」乗車
仙台城跡
青葉山に築かれた不落の名城
伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍徳川家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら今では城は消失し、再建された脇櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前に立てば、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で、仙台市街を展望できます。青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復元映像などが見られます。周囲には仙台ゆかりの詩人、土井晩翠の文学碑もあります。2003年夏、国の史跡指定を受けました。
城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内、太平洋を一望できます。土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00~18:00までの30分ごとに流れます。天守台からは、100万都市仙台の夜景を楽しむことができます。
※最新情報は公式サイト等でご確認ください。
城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内、太平洋を一望できます。土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00~18:00までの30分ごとに流れます。天守台からは、100万都市仙台の夜景を楽しむことができます。
※最新情報は公式サイト等でご確認ください。
JR仙台駅まで循環バス「るーぷる仙台」
JR仙台駅前からバス30分
JR仙台駅前からバス30分
秋保温泉に1泊
自然豊かな観光スポットが充実の温泉
仙台近郊のリゾート地として親しまれ、開湯1500年を誇る秋保温泉。6世紀に第29代欽明天皇の皮膚病を治したとされ、別所温泉、野沢温泉とともに「日本三御湯」と称されます。また、伊達家の御殿湯としても知られ、政宗公や歴代藩主も足を運んだとされています。
温泉は無色透明、無味無臭、湯冷めしにくいのが特徴で、名取川に沿って魅力的な宿が建ち並びます。仙台駅前からバスで最短30分と好アクセスな立地にあり、日帰りプランも充実しています。足湯や共同浴場もあるので、仙台を訪れた際にちょっと足を延ばして行くことができます。
周辺の観光スポットも充実。磊々峡(らいらいきょう)は川の水に浸食されできた奇岩が美しい渓谷。一緒に見た二人は幸せになれると噂の「覗橋ハート」は恋人の聖地に認定されています。大切な人と橋の上から一緒に覗いてみてください!
55mの高さから落ちる「秋保大滝」は迫力満点。自然に癒されながら散策できる「二口峡谷」や景勝地「磐司岩」など豊かな自然を楽しめます。
「秋保工芸の里」では宮城の伝統工芸品とその技を体感できるほか、秋保観光の拠点として利用できる「秋保・里センター」、築160年の古民家を再生した「アキウ舎」などもあります。
紅葉シーズンに色づく木々を眺めながら露天風呂に入るのも贅沢な過ごし方。自然に囲まれた温泉地で癒されてみませんか。
p, li { white-space: pre-wrap; } ※最新情報は公式サイト等でご確認ください。
温泉は無色透明、無味無臭、湯冷めしにくいのが特徴で、名取川に沿って魅力的な宿が建ち並びます。仙台駅前からバスで最短30分と好アクセスな立地にあり、日帰りプランも充実しています。足湯や共同浴場もあるので、仙台を訪れた際にちょっと足を延ばして行くことができます。
周辺の観光スポットも充実。磊々峡(らいらいきょう)は川の水に浸食されできた奇岩が美しい渓谷。一緒に見た二人は幸せになれると噂の「覗橋ハート」は恋人の聖地に認定されています。大切な人と橋の上から一緒に覗いてみてください!
55mの高さから落ちる「秋保大滝」は迫力満点。自然に癒されながら散策できる「二口峡谷」や景勝地「磐司岩」など豊かな自然を楽しめます。
「秋保工芸の里」では宮城の伝統工芸品とその技を体感できるほか、秋保観光の拠点として利用できる「秋保・里センター」、築160年の古民家を再生した「アキウ舎」などもあります。
紅葉シーズンに色づく木々を眺めながら露天風呂に入るのも贅沢な過ごし方。自然に囲まれた温泉地で癒されてみませんか。
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2日目
JR仙台駅までバスで30分
JR仙台駅~JR一ノ関駅(東北新幹線 35分)
JR一ノ関駅~JR平泉駅(東北本線8分)
JR一ノ関駅~JR平泉駅(東北本線8分)
平泉巡回バス「るんるん」で3分
毛越寺
極楽浄土を体感できる庭園
中尊寺と同様、世界文化遺産に登録されている毛越寺。いにしえの美しい庭園と伽藍遺構が残り、国から「特別史跡」「特別名勝」と二つの指定を受けている全国的にも珍しいお寺です。
慈覚大師円仁が開山し、奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡によって造営されました。
仏の世界を再現した浄土庭園は思わず息をのむほどの美しさ。大泉が池を中心に州浜、荒磯風の水分け、橋引石などを見ることができ、平安時代の庭園技術を今に伝えています。
ゆったりとした時間が流れる庭園は日々の喧騒を忘れさせてくれます。より深く仏の世界を体験したい方には坐禅や写経体験がおすすめ。神聖な空間でご自身と向き合ってみてはいかがですか。
毛越寺庭園には四季を通して美しい花々が彩り、人々を魅了します。特に初夏のあやめまつりや初秋の萩まつりには多くの人が訪れます。
慈覚大師円仁が開山し、奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡によって造営されました。
仏の世界を再現した浄土庭園は思わず息をのむほどの美しさ。大泉が池を中心に州浜、荒磯風の水分け、橋引石などを見ることができ、平安時代の庭園技術を今に伝えています。
ゆったりとした時間が流れる庭園は日々の喧騒を忘れさせてくれます。より深く仏の世界を体験したい方には坐禅や写経体験がおすすめ。神聖な空間でご自身と向き合ってみてはいかがですか。
毛越寺庭園には四季を通して美しい花々が彩り、人々を魅了します。特に初夏のあやめまつりや初秋の萩まつりには多くの人が訪れます。
平泉巡回バス「るんるん」で7分
中尊寺
豪華絢爛!黄金に輝く金色堂
2011年に世界文化遺産に登録された「平泉の文化遺産」。中尊寺は、黄金に輝く豪華絢爛な「金色堂」が有名ですが、「弁慶堂」「薬師堂」「本堂」など他にも見どころがいっぱいです!
850年に高僧慈覚大師円仁によって開山された中尊寺。12世紀初めより、奥州藤原氏初代清衡が大規模な堂塔の造営にとりかかりました。戦乱で家族を失った清衡が仏の教えによる平和な理想社会への願いを込めたとされています。金の産地として栄えた平泉は、二代基衡、三代秀衡と続き、四代泰衡が源氏に滅ぼされるまで100年近く繁栄しました。国宝建造物第1号の金色堂には螺鈿細工や透かし彫り、漆の蒔絵など、当時の工芸技術が結集。「讃衡蔵」には、仏像をはじめとする貴重な文化財が収められています。東日本を代表する仏教美術の宝庫として、奥州藤原氏の栄華とともに歴史を今に伝えています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪、建物と自然が織りなす四季折々の姿も魅力です。
850年に高僧慈覚大師円仁によって開山された中尊寺。12世紀初めより、奥州藤原氏初代清衡が大規模な堂塔の造営にとりかかりました。戦乱で家族を失った清衡が仏の教えによる平和な理想社会への願いを込めたとされています。金の産地として栄えた平泉は、二代基衡、三代秀衡と続き、四代泰衡が源氏に滅ぼされるまで100年近く繁栄しました。国宝建造物第1号の金色堂には螺鈿細工や透かし彫り、漆の蒔絵など、当時の工芸技術が結集。「讃衡蔵」には、仏像をはじめとする貴重な文化財が収められています。東日本を代表する仏教美術の宝庫として、奥州藤原氏の栄華とともに歴史を今に伝えています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪、建物と自然が織りなす四季折々の姿も魅力です。
一関市もしくは平泉周辺で昼食(もち料理)
一関のもち食文化
良質なもち米が収穫される岩手県一関市周辺は、江戸時代から「もち食文化」が息づくまち。伊達藩の武家社会の儀礼から生まれた「もち本膳」をはじめ、もち料理の種類は300種類以上とも言われています。あんこやずんだなどの甘いものだけでなく海老やしいたけなどを使ったお惣菜風、洋食と合わせた創作もちなどバラエティ豊かです。
飲食店を探す
JR平泉駅まで平泉巡回バス「るんるん」で10分
JR平泉駅~JR一ノ関駅へ(東北本線8分)
JR一ノ関駅(東北新幹線)
JR一ノ関駅(東北新幹線)
GOAL