Tohoku信仰文化と世界自然遺産ルート

時間
所要時間 : 2泊3日
アクセス
主な交通手段 : レンタカー
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

東北には自然にまつわる民間信仰が多々存在しています。

大晦日にやってくる来訪神「なまはげ」や山岳信仰など、古から形を変えて息づく東北の民間信仰の面白さが感じられるルートです。

(青森~弘前~白神~鯵ヶ沢~白神~男鹿~秋田~出羽三山~山形)

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START
1日目
青森駅、青森空港

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡
縄文時代をまるごと体験!貸出の縄文服のを着用し、遺跡内を自由に歩けます。平成30年4月からミュージアム内にプロジェクションマッピングが始まります。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶた祭本番に出陣した大型ねぶたのうち4台を展示。毎日おまつり体験を実施し青森ねぶたを体感することができます。

【主な施設概要】
 ねぶた祭の歴史やしくみを学ぶことができます。 
 ①ねぶた囃子の生演奏&ハネト体験・囃子体験  11:10、13:10、15:10、17:10 (各20分) 
   ②ねぶた運行上映 9:30、10:00、10:30、11:00、11:30、12:00、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、16:30、17:00、17:30(各10分)
  (5月~8月は18:00、18:30追加)  
利用時間
 ねぶたミュージアム 5~8月 9:00~19:00  9~4月 9:00~18:00(最終入場は30分前まで)
 ショップ 5~8月 9:00~19:30  9~4月 9:00~18:30
 レストラン 5~8月 ランチタイム11:00~15:00(15:00~20:00)  9~4月 11:00~15:00(15:00~19:00)※()内時間帯は要予約

 ※ねぶたミュージアム・ホール入場者は駐車料金1時間無料
   障がい者に対する割引制度あり

(2024年9月25日現在の情報です)

弘前公園(弘前城跡)

現存天守・弘前城と四季折々の美しさを楽しめる

弘前公園(弘前城跡)
1611年に築城された弘前城は、1895年5月から「弘前公園」として開園し、以来、多くの市民や観光客に親しまれています。江戸時代から残る天守、5棟の城門、3棟の隅櫓は、国の重要文化財に指定されています。
弘前公園には、52種、約2,600本の桜が植えられており、「日本三大桜の名所」に数えられる桜の名所です。樹齢140年を超える弘前公園最長寿のソメイヨシノ、ライトアップされた夜桜、桜の花びらが濠一面を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」など、見どころも多く、毎年4月下旬から5月上旬に開催される「弘前さくらまつり」には、県内外から多くの人々が訪れます。現在、弘前城天守は石垣の修理のため曳家により本丸の内側へ移動しており、今だけの期間限定で、津軽富士と言われる岩木山と桜と天守を一緒に写真におさめ、楽しむことができます。
また、秋には約1,000本のカエデや2,600本の桜の紅葉が鮮やかに色づき、菊の装飾やフラワーアートが会場を彩る「弘前城菊と紅葉まつり」、冬には市民手づくりの約150基の雪燈籠や雪像、灯りがともされた約300基のミニカマクラ群など、幻想的な世界が広がる「弘前城雪燈籠まつり」が開催され、四季折々の美しい光景を楽しむことができます。

弘前市りんご公園

りんごもぎとり体験ができる、家族で楽しめる公園

弘前市りんご公園
約9.7ヘクタールの面積を誇るりんご公園には、なんと約80種、2300本もの林檎の木があります。りんご収穫体験をはじめ、名産地ならではの美味しさを存分に味わえる施設も充実したスポットです。
園内では8月上旬~11月中旬までりんごのもぎとり体験ができます。もぎたての味は格別!生育具合によって体験できる時期は変動しますので、事前に確認を。園路を自由に散策することもでき、りんご農園の向こうに岩木山を望む美しい景色を堪能できます。
「りんごの家」では、りんごをモチーフにして作られたオリジナルの地元工芸品や、りんごのお菓子など、りんごにこだわった商品を約1200種販売。軽食コーナーではりんごカレー・りんごサンデー・シードルなど、りんごグルメをどうぞ。「弘前シードル工房kimori」では、シードル醸造のお話を聞くのもおすすめ。遊具を備えたふれあい広場やピクニック広場などもあり、家族連れにも人気です。
園内には昔の農家さんの住居を移築・復元した「旧小山内家住宅」もあり、古い農機具を展示しているほか、4~11月の土日祝日に、津軽に古くから伝わる民話を方言で語る「津軽昔語り」を実施しています。

白神山地ビジターセンター

ブナと生態系の関わりを学ぶことができる施設です。

白神山地ビジターセンター
■映像体験ホール 映像体験ホールでは、デジタルプロジェクターを使用し、巨大スクリーンで圧倒的な迫力と臨場感あるサウンドや映像で白神山地の四季を観賞ことができます。白神山地のブナのすごさ、すばらしさが分かるはずです。・観覧料:大人200円 小人100円(中学生以下)※20名様以上で団体割引の適用により上記の2割引となります。・上映時間:約33分・上映スケジュール: 4月1日~10月31日
 第1回 9:00 第2回 10:00 第3回 11:00 第4回 12:00  第5回 13:00 第6回 14:00 第7回 15:00 第8回 16:00(8回上映/日) 11月1日~3月31日
 第1回 9:30 第2回 10:30 第3回 11:30 第4回 12:30  第5回 13:30 第6回 14:30 第7回 15:30(7回上映/日)・客席:195席
■展示ホール ブナの一生、ブナ林のしくみ、白神山地の生態系や、人間の生活との関わりを学ぶミュージアムです。白神山地の自然を模型やパネルなどでテーマごとにご紹介しております。
・所要時間約30分~1時間。
白神山地ビジターセンターではトレッキングコースの散策情報などもをお知らせしております。白神山地を知る第一歩として是非お立ち寄り下さい。
※内容が変更になっている場合がありますので、公式サイトでご確認ください。

鯵ヶ沢【宿泊地】

鯵ヶ沢【宿泊地】
日本海に面した港町である鰺ヶ沢町の海岸線では、まるでカーテンのようにイカの生干しが並ぶ風景が見られます。県道3号線と旧街道の分岐点付近では、生干ししたイカをさっと焼いて売る焼きイカ店が並び、焼きイカ通りとよばれています。
2日目

千畳敷海岸

他の星に降り立ったよう!?広大な岩浜の上を歩いてみよう

千畳敷海岸
その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続く「千畳敷海岸」。恵比寿岩、かぶと岩などと名づけられた奇岩が海岸線に続く様は圧巻。他の星に降り立ったかのような不思議な気持ちにさせられる光景です。夕暮れ時には夕陽をバックにした独特な形の岩がシルエットに。夕日の名所としても名高く、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。
夏場は海辺散策や海水浴で人気のスポット。近くに焼きイカを売っているお店もあり、たくさんのイカがカーテンのように干された風景もユニーク。
千畳敷海岸は五能線の快速「リゾートしらかみ」の千畳敷駅から道路を渡ってすぐ。ここは駅舎も壁もない無人駅。観光客が散策できるよう15分ほど停車してくれる電車もあるので、時刻表は要チェック!発車数分前の合図として鳴らしてくれる汽笛も旅愁を誘います。

黄金崎不老ふ死温泉

究極の開放感!海と一体化した、ひょうたん型の露天風呂

黄金崎不老ふ死温泉
海と一体化した露天風呂に浸かるのは、他では体験できない開放感!一番のおすすめは夕刻、日没の時間。目の前に広がる大空が少しずつ赤く染まっていき、真っ赤な夕陽が地平線にゆっくり沈んでいきます。湯に浸かりながらこの絶景を眺められるのは、究極に贅沢なシチュエーション。立ち寄り入浴はまだ日の高い午後4時までなので、この贅沢を堪能するにはぜひ宿泊を。近海で獲れた海の幸がたっぷりの夕食も楽しみのひとつです。
ひょうたん型の混浴露天風呂とは別に、丸い形の女性専用露天風呂もあります。男女それぞれの内湯もあわせて全部で4つのお風呂がありますが、もちろん全て源泉かけ流しの100%天然温泉です。
「不老不死温泉」の名は「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」ということから命名されました。お湯の色は底が見えないほど濃い茶褐色。これは、温泉に含まれている鉄分が酸化したから。鉄分と塩分を豊富に含む茶褐色の湯は、湯冷めしにくく、体を芯から温めてくれます。

十二湖

神秘的な「青池」をはじめとする湖沼群

十二湖
十二湖は、白神山地西部に位置するブナ林に囲まれた33の湖沼の総称。1704年に発生した大地震による山崩れによってできたといわれており、崩山から眺めると12の湖沼が見えたことから十二湖と呼ばれるようになりました。
特に有名なのは鮮やかなコバルトブルーに輝く「青池」。水中には朽ちたブナの大木が横わたり、池底に倒れた木が見えるほど透明でありながら、インクを流したようなハッキリとした青の湖面が神秘的。同じように青色の湖水が美しい「沸壷の池」の湧水は「青森県の名水」にも選ばれています。散策の後は茶屋「十二湖庵」にて、名水「沸壺池の清水」で淹れたお茶をいただき、ひとやすみ。
十二湖に入れるのは4月から11月。新緑や紅葉の季節はトレッキングに人気の時期です。十二湖周遊コースからは、白い岩肌の断崖が周囲の木々に映える「日本キャニオン」も望めます。
12月から3月は十二湖へ続くゲートが閉鎖され、車が通行止めとなります。個人での散策はできませんが、ガイド同行ならOKなので、雪景色を楽しみたい人は問い合わせてみて。

白神リバートレッキング

昔、山深い奥地での移動手段はわらじでの沢歩きでした。清流を歩く特別な体験をあなたもしてみませんか。

白神リバートレッキング
世界遺産・白神山地の広大なブナの森から流れる美しい清流を歩く特別な体験です。他の人に出会うことは稀で、貸切感を楽しめます。ガイドが同行しサポートしますので、初めてでも安心です。白神山地森のえきに集合したら、車両でフィールドまで移動します。底が見えるくらいきれいな川で、暑かったら泳ぐこともできますよ。ツアー中、鳥や魚や動物、そして昔の森林鉄道の痕跡が見られるかもしれません。ランチ(ツアー代金に含まれる)は清流のほとりでいただきます。手つかずの自然を全身で感じられる一日です。持ち物:沢歩き用の靴(ない場合は、濡れてもいいスニーカー。ぬめる川底で滑らないよう靴に対策をして歩きます)・着替え。開催時期:7~8月

なまはげ館(秋田県男鹿市)

150枚を超える多種多様な面が勢揃い!

なまはげ館(秋田県男鹿市)
男鹿半島やその一帯で伝わる民俗行事「男鹿のナマハゲ」。「泣ぐ子はいねがー」と叫びながら鬼のようなお面をかぶってやってくるので、子どもを泣かせる悪者だと思われがちですが、実は、人々の怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらすために、毎年大晦日にやってくる来訪神なのです。
「なまはげ館」は、なまはげをテーマに地域の歴史や風土を紹介している施設。なまはげの展示コーナーには、各集落で実際に使われていたものなど150枚を超えるの多種多様な面が勢ぞろい。伝承ホールでは、男鹿の大晦日のナマハゲ習俗を紹介する映画「なまはげの一夜」が上映されています。館内で専用アプリをダウンロードしご自身のスマートフォンを使用し、「デジタルなまはげ変身」を体験できます。なまはげに関連するグッズが買えるお土産コーナーも充実。運が良ければ、なまはげ面彫師によるなまはげ面の手彫り実演を見られることも。(不定期)。
「なまはげ館」に隣接して、なまはげの実演が見られる「男鹿真山伝承館」があります。ぜひ両方訪れて、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「男鹿のナマハゲ」の民俗文化を存分にお楽しみください。

男鹿温泉【宿泊地】

男鹿温泉【宿泊地】
国指定の重要無形民俗文化財の〝男鹿のナマハゲ〟と〝和太鼓〟を融合させた古くて新しい男鹿独自の郷土芸能です. 勇壮で迫力のある『なまはげ太鼓』の定期公演は五風でしか見れません.男鹿に来て唯一無二の感動と興奮を体感しませんか!?
3日目

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

実物大の竿燈を体験!!

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)
竿燈や秋田万歳など、秋田市の伝統行事や民俗芸能を資料や映像で紹介している施設です。吹き抜けの展示ホールに並ぶ実物大の竿燈は壮観。実際に手に持って竿燈演技を体験することもできます。

秋田市内昼食(稲庭うどん)

秋田市内昼食(稲庭うどん)
秋田県湯沢市稲庭町が発祥の稲庭うどん。練る・手綯(てない)・伸ばすといった工程が手作業(手延べ)で行われており、コシの強さとなめらかな喉越しが特徴です。日本三大うどんの一つとも称され、江戸時代には藩主への献上品や参勤交代の際の土産物としても用いられました。湯沢市以外でも秋田市など県内各地で稲庭うどんを食べることができます。

山形県西川町 出羽三山登拝口 三口・街道巡り

出羽三山登拝口にあります、岩根沢三山神社、本道寺口ノ宮湯殿山神社、大井沢湯殿山神社と六十里越街道を巡ります。

山形県西川町 出羽三山登拝口 三口・街道巡り
 西川町から出羽三山への登拝口は三口ある。各口には神社があり、岩根沢口ー岩根沢三山神社、本道寺口-本道寺口ノ宮湯殿山神社、大井沢口-大井沢湯殿山神社である。また、それらに通じる街道として、六十里越街道がある。これら三口と街道を案内人のガイド付きで巡る。各神社単独ではなく三口を巡ることで、そのご利益を受け、また歴史探訪の楽しみは倍増する。

山寺(宝珠山立石寺)

俳聖が名句を詠んだ、天空の古刹

山寺(宝珠山立石寺)
「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺」。奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっており、登山口から大仏殿のある奥之院まで1時間ほどの道のりのそこかしこに、絶佳の景観が広がります。 俳聖・松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を紀行文「おくのほそ道」に残したことでも知られています。
1015段もある長い石段を登って奥之院を目指すのが王道の参拝ルート。この石段は登ることにより煩悩が消滅すると言われている、ありがたい修行の石段。修行とはいえ、途中には句碑などの史跡や絶景が広がるスポットなど見どころがたくさんあり、知的にも感覚的にも楽しみながら登ることができます。
まずは登山口からほど近い場所に位置する「根本中堂(こんぽうちゅうどう)」へ。国内最古のブナ材木造建築とされ、国の重要文化財に指定されています。「弥陀洞(みだほら)」は、雨風に削られた岩壁に仏の姿を見つけることができた人は幸せになれるとされるパワースポット。邪心を持つ人がくぐらぬように2体の仁王像がにらみをきかせている「仁王門」を過ぎ、「開山堂・納経堂」へ。雄大な山々を背景に赤い納経堂が巨大な奇岩の上に建つ様は、山寺を代表する眺めです。能の舞台のようなお堂の奥から田園風景を見渡せる「五大堂」も山寺随一のビュースポット。最終地点にあたる「奥之院・大仏殿」は悪縁切りのご利益があるとされています。
「山寺力こんにゃく」をはじめ、「さくらんぼソフトクリーム」「だしそば」などの名物グルメもお楽しみください。
山形駅・山形空港
GOAL
  • 三内丸山遺跡
  • ねぶたの家 ワ・ラッセ
  • 弘前公園(弘前城跡)
  • 弘前市りんご公園
  • 白神山地ビジターセンター
  • 鯵ヶ沢【宿泊地】
  • 千畳敷海岸
  • 黄金崎不老ふ死温泉
  • 十二湖
  • 白神リバートレッキング
  • なまはげ館(秋田県男鹿市)
  • 男鹿温泉【宿泊地】
  • 秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)
  • 山形県西川町 出羽三山登拝口 三口・街道巡り
  • 山寺(宝珠山立石寺)

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