親子で巡るKIZUKIたび ~宮城県南エリアを日帰りで満喫~
仙台市街中心部から沿岸南部へ向かう途中には、古くから商売繁盛、海上安全、金運円満の神として信仰されてきた「金蛇水神社」があります。モダンなカフェもあり、多くの人で賑わっています。
更に南下すると、雄大な土地が広がる亘理・山元地区があり、東北一の生産量を誇る「いちごや「はらこ飯」、「ほっき(貝)飯」など、この地ならではのイチオシグルメに出会うことができます。
山元の震災遺構では、親子で取り組めるワークブックもあり、災害への備えや気づきを共有できるほか、近くの大木には、全国からの応援メッセージが入った黄色いハンカチが掲げられていています。
親子で運気とモチベーションを上げる旅をお探しのご家族はこのルートで決まり!
金蛇水神社
水神の化身とされる蛇を奉る宮城県南のパワースポット。金運・財力アップや、生命力、生業の守護の神として知られています!
鳥居をくぐると大きな藤棚がお出迎え。樹齢300年といわれる「九龍の藤」からは、いかにもパワーをもらえそう!藤の香りも相まって五感で癒されます。5月上旬~中旬が見頃!
グッドデザイン賞2021を受賞したSandoTerrace。木の温もりと洗練された外観の施設に、カフェやオリジナルお土産コーナー等も併設。休憩やお買い物も楽しめます!
亘理・山元のはらこ飯・ほっき飯
秋鮭の身を煮た煮汁で炊いたご飯の上に、鮭の身とはらこ(いくら)をのせたご馳走「はらこめし」は絶品!鮭漁が最盛期となる例年9月初旬〜12月初旬に味わえます!
12月~3月には、生のホッキ貝を醤油ベースのタレで煮て、その煮汁で炊き込んだご飯の上にのせた、ふっくらと大ぶりかつ肉厚で柔らかく、甘みのある味わいの「ほっきめし」ももう一つの名物グルメ!季節に応じて町内の飲食店等で楽しめるグルメをぜひ親子で!
山元町震災遺構中浜小学校
県南唯一の震災遺構として被災当時のまま保存されている「中浜小学校」。展示や語り部ガイドによる解説などを通して、災害への備えや意識の大切さを学ぶことができます。
子供たちが一夜を過ごした屋上の屋根裏スペースも見学できます。体育館に保管されていた簡易毛布やアルミ保温シートなど、いろいろな偶然が重なり、全員が無事避難できた奇跡の空間。当時の状況を想像したとき、日常のありがたみにきっと気付くはず。
山元町のいちご
宮城県南のイチゴは絶品・・・!その中でも特に、県内有数の生産量を誇るイチゴ王国である山元では、町をあげてイチゴに取り組んでいます。震災時に9割超が被災したいちご農家も今では力強く復活し、まちを盛り上げています!
道の駅である夢いちごの郷は、いちごはもちろん、新鮮な農産品・お土産商品のほか、なんと海産物まで、地場の産品を幅広いレパートリーで取りそろえるマーケット!津波により被災したハーレーなどが展示されているTSUNAMIハーレー展示館も一見の価値あり。ぜひ立ち寄るべきスポットです!
Kスポ(かくだスポーツビレッジ)・道の駅かくだ
予約なし・無料で遊べる「親子のあそび場」のほか、ゴーカートなどの遊具まで!親子で楽しめる無料スポーツ教室の開催もあり、わんぱく盛りのお子さま連れにはもってこいの施設です!
信号機や踏切、道路標識があり、家族みんなで交通ルールが学べる公園もあります!
角田産の魅力あふれる農産物・加工品・飲食メニューはもちろん、仙南の美味しいものを豊富に揃える道の駅。屋外スペースでのイベントなども開催しています。旅の締めにお土産や夕食のおかずなどを買って帰るのも良いかも!