親子で巡るKIZUKIたび ~仙台・名取エリアを日帰りで満喫~
東北の政治・経済の中心として発展してきた仙台市では、多様な食文化やショッピングを楽しめるほか、津波の痕跡を残す震災遺構や、復興の象徴として地域を牽引している水族館や複合商業施設など、見どころが沢山あります。
川を挟んだお隣、名取市には、地元で捕れたばかりの新鮮な魚介で浜焼きができる朝市や、リバービューを楽しみながらのカフェタイム、SUP体験ができる交流拠点があります。
仙台、名取どちらの地域も、震災の影響を受けたものの、力強く復興を遂げていく過程の中で、新たな施設や風景が築かれているエリアです。
市街地近郊でのレジャーやお買い物を楽しみながらも、力強い復興の軌跡に触れることで、こどもたちの感性を育み、人間の強さを感じられる充実した親子旅を、ぜひお楽しみください!
ゆりあげ港朝市
30年以上の歴史を持ち震災から見事復活を遂げたこの地域ならではの活気を間近に体感できる市場。約50店舗で魚介や水産加工品、野菜から果物まで地元の特産物を食べ歩き!
購入したてのフレッシュな海鮮を炭火炉端焼きで食べたり、来場者が参加可能な「せり市」も新鮮!親子で少し早起きした日曜・祝日は、ゆりあげ港のスペシャルな朝食体験へGO!
震災遺構 仙台市立荒浜小学校
震災で被災した校舎の姿をありのまま保存し未来につたえる、震災遺構・仙台市立荒浜小学校。校舎が被災し、避難した住民も合わせ320人が校舎内で一時孤立しましたが、全員が救助されました。
校舎の内部では荒浜地区の歴史や文化、小学校の思い出などの展示のほか、4階展示室では地震発生から27時間後の避難者全員の救出までをまとめた映像「3.11 荒浜小学校の27時間」や、アニメーションで学ぶことができる防災教育コーナーなどをご覧いただけます。
アクアイグニス仙台
震災時の集団移転の跡地、藤塚に再び人々が集まれる空間をつくろうと、2022年に誕生したアクアイグニス仙台は、食と農・温泉をテーマにした複合施設です。洗練されたデザインの施設に、著名なシェフ・パティシエ監修のパティスリー、ベーカリーやレストラン、カフェ、マルシェなどが盛りだくさん!
マルシェでは、仙台・宮城、他地域の方々との繋がりを大切に、地元の生産者が育てた野菜や果物、加工食品などを提供。ここだけにしかない、お気に入りの一品が見つかるかもしれません!
かわまちてらす閖上
水面きらめく名取川沿いに2019年オープンの閖上のランドマーク!リバービューと気持ちの良い風を感じることができる複合施設。駐車場近くから川沿いの堤防道を無料で運行する「トゥクトゥク」もあり、お子さんも喜ぶこと間違いなし!
開放感のあるテラスを備えた飲食店や海産品、お土産店まで20店舗以上が軒を連ね、爽やかな雰囲気の中で食べるランチはいつも以上に美味しく感じるかも!?
鐘崎総本店 笹かま館
仙台名物のひとつ、「笹かま」をご存じですか?ここ鐘崎総本店 笹かま館は、笹かまぼこはもちろんのこと、宮城の食や仙台七夕などの文化も一緒に満喫できる体験型施設となっています!
ここに来たら、笹かまの手作り体験がおすすめ!焼くだけでなく型づくりから体験ができる点が魅力的。作業は簡単なのでお子さんと一緒においしく楽しく、手を動かしながら、仙台の食文化を学ぶことができます!
仙台うみの杜水族館
仙台駅から車でわずか30分の仙台うみの杜水族館は、三陸の海を切り抜いたような美しい巨大水槽や、日本のうみ、世界の個性的な生きものたちからうみの魅力をたっぷりと感じられる、東北最大級の水族館を楽しむことができます!
開放感たっぷりのスタジアムで行われるイルカ・アシカ・バードによるパフォーマンスは大迫力!仕切りがなく、生きものたちをぐっと近くに感じる臨場感たっぷりのパフォーマンスが楽しめます。
三井アウトレットパーク仙台港
水族館から徒歩で約10分の近さにある東北最大級のアウトレットモールです。ショッピングや夜ごはんを楽しみつつ、1日の締めくくりに大きな観覧車に乗って思い出づくりはいかがでしょうか。