ほっこりご当地鍋で心もからだも温まろう♪
寒さが厳しくて長~い東北の冬。外に出る時間が長いほど、芯から冷える寒さがこたえますね・・。
そんな時は、湯気をあげてくつくつと煮えるご当地自慢の鍋料理で、寒さを一気に吹き飛ばしてみてはいかが?
青森県八戸市を中心に食べられる『八戸せんべい汁』は、お鍋のスープがほどよく染み込んだ南部せんべいが美味!
宮城県名取市で収穫される新鮮なせりを根っこの部分まで丸ごといただく『せり鍋』で、せりのおいしさに開眼!
そして、秋田県能代市周辺は、半づきにしたご飯を丸めた「だまこもち」が入った『だまこ鍋』がポピュラーなご当地鍋ですよ♪
どの鍋料理も郷土色豊かでとってもおいしそう!!からだはぽかぽか、心もほっこりあったまる本場の鍋を味わいに行きましょう♪
ご当地グルメブームの火付け役『八戸せんべい汁』
画像提供:VISITはちのへ
鶏肉のダシが効いた醤油スープに野菜、きのこ、糸こんにゃくなどを入れて火を通し、最後に南部せんべいを投入!
これが青森県八戸市周辺で食べられるご当地鍋『八戸せんべい汁』です。
ほどよく煮込んでスープの旨味を吸った“アルデンテ”の南部せんべいは、シコシコの食感でやみつきのおいしさです♪
『八戸せんべい汁』でまちおこしに取り組む「八戸せんべい汁研究所®」は、あの「B-1グランプリ」を発案・企画・主催した団体です!『八戸せんべい汁』は、実はご当地グルメブームを巻き起こした鍋料理でもあるんですね!
意外!根っこまでおいしいシャキシャキの『せり鍋』
宮城県名取市は、全国トップクラスのせりの生産地として知られています。
名取産のせりの特徴は、茎や根っこが太くて、葉・茎・根っこでそれぞれ違う味と食感が楽しめること!
今や新名物に君臨する『せり鍋』が代表的な食べ方で、新鮮なせりを葉から根っこまでまるごといただきます!
葉は香りが良く、茎はシャキシャキ、そして根っこを初めて食べる人は、その旨みの強さに驚いてしまうほど!
根っこは鮮度が良いほどおいしいので、生産地界隈で味わうのがおススメですよ。
モチモチ感がクセになる秋田県能代市の『だまこ鍋』
秋田県能代市周辺で食べられるご当地鍋といえば『だまこ鍋』です!
鶏がらで取った醤油ベースのスープに、比内地鶏やせり、きのこなどを入れ、ご飯を粒が残る程度について丸めた「だまこもち」を入れて煮たら完成です♪
ご飯の粒感が残るモチモチのだまこもちに、具材の旨みが溶け込んだスープが絡んで何とも美味!
全国的に有名なブランド鶏「比内地鶏」が入るのも秋田の鍋ならではですね♪「きりたんぽ鍋」と双肩をなす秋田のご当地鍋として、地元の方々を中心にこよなく愛されています♡