庄内藩校 致道館
しょうないはんこう ちどうかん東北に唯一現存する藩校
庄内藩酒井家が武士の教育と優れた人材の育成を目的に創設した学校で、東北地方に唯一現存する藩校です。
約7000平方メートルもの広大な敷地に、講堂や教室などの勉学を学ぶ施設や武術稽古所、矢場や馬場など武道を学ぶ施設もありました。現在は、藩主が使用した表御門や御入間(おいりのま)、生徒が集まった講堂などが現存しています。また、致道館で編集印刷した教科書が保存され、当時の学問をうかがい知れる貴重な資料が公開されています。
武士の身分が廃止された明治維新後、旧藩士が刀を鍬に持ち替え開拓した松ヶ岡の地で蚕の飼育を始め、シルクの一大産地となりました。この致道館で培われた精神が、開墾に大きな影響を与えたことでしょう。
※庄内藩校 致道館は、日本遺産「サムライゆかりのシルク」構成文化財です。
基本情報
- 住所
- 山形県鶴岡市馬場町11-45
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 休業日
- 水(水曜日休日の場合は翌日以降の平日)、12月29日~1月3日
- アクセス
- ●JR鶴岡駅から車で約5分
●山形自動車道 鶴岡ICから車で約10分 - 公式サイト
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問い合わせ先
- 電話番号
- 0235-23-4672