おくの細道尾花沢そば街道
山形1の作付面積のそば処
古来より厳しい環境に強いそばは農作物として重宝され、ここ尾花沢でも昔からさかんに栽培されてきました。現在では、質・生産量ともに県内随一で、そのおいしさの秘密は寒暖差40度という厳しい気候風土と、御所山から流れ出る清冽な地下水にあります。 ところで昔のそばは「そばがき」や「そば餅」など、団子状にして食べるのが普通でした。今日では一般的な長いヒモ状のそばは、かつては「そば切り」と呼ばれ、江戸時代の初期に誕生したものです。もちろん松尾芭蕉の時代には、すでにありました。
後の文献によると、芭蕉が訪ねた鈴木家では人をもてなす際に「そば切り振舞」の習慣があったことが確認されており、このことから彼は尾花沢のそばを食したと考えられます。 「ゆう遊山味会」は俳聖が食べたことに恥じない地元のそば作りをしようと、市内のそば屋が集まって結成されました。芭蕉が滞在したことにちなんで「おくのほそ道 尾花沢そば街道」と銘打った活動を行い、品質維持や技術の向上、イベントを通した内外へのアピールにも努めています。
基本情報
- 住所
- 山形県尾花沢市
- 料金
- 店舗による
- 営業時間
- 店舗による
- 公式サイト
- http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=3801
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 山形県観光物産協会
- 電話番号
- 023-647-2333
- FAX番号
- 023-646-6333