新発田城

しばたじょう

新発田城は、別名「あやめ城」とも呼ばれ、初代新発田藩主溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)侯が慶長3年(1598年)に築城し、3代宣直(のぶなお)侯のときに完成しました。


新発田城は一般に多くある山城とちがって、政治・経済の中心として交通の便利さを考え、平地につくった平城です。石垣がすき間なくかみ合うようにきちんと積まれる「切込はぎ」と呼ばれる美観を重視した技法でつくられ、白と黒が美しい海鼠(なまこ)壁で仕上げられています。 春の桜の季節、真冬の雪をすっぽりかぶった様子、四季折々の風情があります。


城の表門前に、すっと立っているのが堀部安兵衛の像。赤穂義士の討ち入りで中心的な役割を果たした安兵衛。像の顔は、しっかりと江戸を見つめています。新発田城はかつて本丸、二の丸、三の丸からなり、堀や石垣に囲まれ、新発田川の水を巡らせた平城で、11棟の櫓と5棟の門が並び壮観な景観を呈していました。中でも、天守閣の代わりを果たしていたのが三階櫓です。3匹の鯱を配するという独特の櫓で、全国にも例がない大変珍しいものです。平成16年には、この三階櫓、辰巳櫓が復元されました。

基本情報

住所
新潟県新発田市大手町6丁目
料金
無料
営業時間
4月~10月:午前9時~午後5時 11月:午前9時~午後4時30分

休業日
12月~3月は冬季閉鎖
※外観はご覧いただけます
アクセス
■車でお越しの方 
日本海東北自動車道 聖籠新発田I.Cより車で10分
■電車でお越しの方
JR白新線・羽越本線新発田駅より徒歩約25分
駐車場
100台、大型5台(無料)※アイネス新発田利用時
7台、大型3台(無料)※城址公園利用時

問い合わせ先

問い合わせ先
新発田市観光協会
電話番号
0254-22-9534