国指定重要文化財 大山家住宅(秋田県三種町)
くにしていじゅうようぶんかざい おおやまけじゅうたく(あきたけんみたねちょう)農家建築には珍しい工法を見ることができる
大山家住宅は、江戸時代末期に建てられた農家建築です。
上級階層の住宅にしか許されなかった船枻(せがい)という桁から軒先まで腕木を伸ばし屋根を支える工法をとっているほか、通常町屋建築で見られる出格子や秋田県では珍しい屋根の棟に野芝を自生させ屋根耐久性を上げる工法を用いています。農家建築には珍しい工法が重視され、国の重要文化財に指定されています。
意匠的にはとても簡素で、農家建築に見られる力強さより、洗練された美しさが際立ちます。
基本情報
- 住所
- 秋田県三種町鵜川字飯塚62
- アクセス
- 秋田道八竜ICより車で約20分
- 駐車場
- なし
- 公式サイト
- 三種町ホームページ
- 所要時間
- 30分
- 備考
- 見学には事前予約が必要。上記電話番号にお問い合わせください。
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 三種町八竜公民館
- 電話番号
- 0185-85-2177