秋田の修学旅行

男鹿のなまはげ館や仙北市のあきた芸術村(わらび座)では秋田の文化・芸術が学べます。武家屋敷が残る角館でのフィールドワークや農泊体験を通して他地域にはない深い学びが得られます。

秋田の文化・芸術

なまはげ館

男鹿半島やその一帯で伝わる民俗行事「男鹿のナマハゲ」は、怠け心を戒め、無病息災、田畑の実り、山の幸・海の幸をもたらす、年の節目に訪れる来訪神です 。「なまはげ館」では、なまはげをテーマに地域の歴史や風土を紹介しており、家族や人との絆、自然への畏敬などを感じ、学ぶことができます。

あきた芸術村(わらび座)

劇団わらび座の本拠地としてわらび劇場を中心に秋田県仙北市に展開するエンターテインメントリゾート施設。ミュージカル観劇で豊かな感性を育み、終演後に「一人ひとりが主役」の創作踊り体験にクラス全員で取り組むことで、気持ちを合わせてひとつのことに取り組む一体感を感じることができます。豊かな自然の恩恵を受け、多彩な伝統文化を育んできた地で、誰もが感動と出会えます。

秋田市民族芸能伝承館

国重要無形民俗文化財に指定されている「秋田竿燈まつり」。秋田市民族芸能伝承館では、竿燈や秋田万歳など、秋田市の伝統行事や民俗芸能を資料や映像で紹介しています。まつりの起源や歴史、先人から授かったものを守り伝える気風・想いを知り、体験することで、郷土の伝統文化を深く理解し、郷土を愛する心を育みます。

角館の武家屋敷

武家屋敷群は「国重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けている、江戸の趣と城下町の面影が残る歴史と文化の町です。町の至る所に残る江戸時代の都市計画による工夫や、暮らしを守りながら歴史的な町並みを変わらぬ姿で保護していく工夫などを知ることで、歴史や文化を身近に感じる学習ができます。

史跡・尾去沢鉱山

近代化産業遺産に認定されている史跡・尾去沢鉱山は、1300年前に開山したとされています。坑道内では約900万年前の地殻が露出しており、かつて国内最大級を誇っていた銅鉱脈群採掘跡を間近で体感できます。奥州平泉の黄金文化を支えたともいわれる鉱山はどうやって生まれたのか?限りある地球資源とはどういうことなのか?を学びます。

秋田の農業体験

仙北市農作業・農家生活体験

農泊の先進地といわれる仙北市。その時期に行われる農作業を体験することで労働の苦労や喜びを感じ、ありのままの暮らしを体験しながら話を聞くことで、郷土に対する地域の方々の想い、人と人との絆の大切さを感じます。土地ごとに色濃く残された風土、季節ごとの旬を楽しむライフスタイルなどの「日本らしさ」を学びませんか?

秋田の自然

田沢湖

日本百景にも選ばれ、水深日本一を誇る田沢湖。瑠璃色の湖面と美しい山並みの眺望を楽しめる「遊覧船」や、四季それぞれの自然の素晴らしさを体験できる「田沢湖自然体験センター」があります。「田沢湖クニマス未来館」は、かつて世界中で田沢湖だけに生息していたクニマスをとおして、田沢湖の歴史や文化、そして未来へのメッセージを発信しています。

男鹿水族館GAO

男鹿・秋田の海の生き物が数多く展示されており、秋田県の県魚「ハタハタ」やホッキョクグマをはじめ、国内外の生き物を約400種1万点展示しています。「裏側体験プログラム」では水族館の裏側や飼育スタッフの仕事を知り、生き物はもちろん、職業についても学ぶことができます。「講話プログラム」では、海洋汚染やマイクロプラスチックを学習しながら、身近な海を守っていくために自分ができることを考えます。