飯盛山

若くして散った武士たちに思いを馳せる

飯盛山
城下町・会津若松市を一望できる標高314mの小高い山。山頂へは183段の階段を登れば到着できますが、スロープコンベア(動く坂道)を利用すれば、より簡単に山頂へとたどり着くことができます。
飯盛山にある「白虎隊十九士の墓」は、1868年に起きた戊辰戦争における局地戦の一つ・会津戦争の悲劇を今に伝えています。会津藩の10代の少年たちによる部隊・白虎隊は、飯盛山から鶴ヶ城が煙に包まれているのを見て、城が燃えたと思い、主君のためにと自ら命を絶ちました。「白虎隊自刃の場」からは今でも鶴ヶ城を見ることができ、若くしてこの世を去った武士たちを思い、多くの人が慰霊に訪れます。のちに白虎隊の悲劇を伝えた、唯一の生き残り飯沼貞吉の墓も少し離れたところにあります。
他にも、「イタリー記念碑」や「ドイツ記念碑」など白虎隊を称えて外国から贈られた石碑や、白虎隊が退却の際に通ったとされる「戸ノ口堰洞穴」が残っています。
スロープコンベア乗り場の近くには、「白虎隊記念館」が、周辺には「白虎隊伝承記念館」、国指定重要文化財「滝沢本陣」があります。また、飯盛山には国指定重要文化財「さざえ堂」があり、こちらも多くの人が訪れています。
「飯盛分店」では食事ができ、店内奥には市内が一望できる展望台も。一休みするのに便利です。
住所
福島県会津若松市一箕町大字八幡
電話番号
0242-39-1251
営業時間
料金
所要時間
備考

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