岩手県の沿岸部を南北に走り、「さんてつ」の愛称で親しまれている三陸鉄道。三陸鉄道リアス線の堀内駅と白井海岸駅の間にある橋が大沢橋梁です。
この路線は地形の関係でトンネルが多いのが特徴ですが、列車から見られる海の眺めは絶景。なかでも大沢橋梁を渡る際に眺める三陸の海は格別です。
2013年放送のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地になったことでも有名です。主人公のアキや母・春子が上京する際、夏ばっぱが大漁旗を振って見送ったシーンはここで撮影されました。
同じく『あまちゃん』の撮影で使用された堀内駅は、高台に位置し、太平洋が一望できます。ここから歩いて15分ほどで、大沢橋梁を見下ろせる「堀内大橋」に行くことができます。橋を渡ったところにあるレストハウスがおすすめの撮影ポイント。ドラマの放送前から、鉄道ファンの間では人気の撮影場所として有名でした。
1日の電車の本数が上下線で5本程度のため、橋と海を背景に電車が走る瞬間を見られた人はとてもラッキー!もちろん電車がなくても十分美しい景色を楽しむことができます。
白井海岸駅は静かな無人駅で「秘境駅」ランキングの上位に選ばれています。こちらの駅もぜひチェックしてみて!