私たちの南三陸町は、2011年3月11日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けました。あれから10年余りが経過いたしましたが、まだまだ復興への道のりは遠く、今も多くの問題を抱えております。そのような事を実際に見て、聞いて感じた事を皆さまの地元に帰られてから、周りの方々に伝えていただき今後の教訓としていただければという思いで、当館では震災語り部バス、震災講話をしております。震災を知ることで、被災地や社会や家族に対して、大切な人を守るために何ができるかを考える「きっかけの場」としていただければと思います。