高柳町門出は、例年積雪が3mを超える豪雪地帯です。農業のかたわら冬の副業として行われてきた「紙漉き」。和紙の原料である楮(こうぞ)を育て、降雪前に刈り取り、雪に閉ざされた冬の間に一心に紙を漉く…生きる紙と書いて「生紙(きがみ)」と呼ばれる門出和紙。この土地で根付き、人々の生活を支えてきた和紙づくりと地域の気候や風土、材料のお話しなどを職人さんに伺います。和紙の材料である楮やみつまたを育てることが里山の整備や環境保全につながることなどを学び、和紙づくりやものづくりに対する職人さんの想いについて質問したり、伝統文化を守っていくことについて考えてみましょう。