常設展◆東日本大震災の記録と津波の災害史
平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」大津波は、当圏域(気仙沼市・南三陸町)沿岸部各地に甚大な被害をもたらしました。当館では「震災被害を後世に伝え、通じて地域文化の再生に寄与する」という新たな使命を担い、平成25年度より「東日本大震災の記録と津波の災害史」と銘打った常設展を公開しています。発災からこれまでに学芸員らが取材した記録写真や収集した被災物を展示するとともに、併せて過去の津波災害の歴史を繙き、その実態と影響などについて多角度から検証、考察します。津波に関する知見を深め、津波災害と地域文化の関係、海とともに生きる地域の未来を考える場とします。◆収蔵美術作品展 ~圏域作家と当館所縁の作家
収蔵美術作品展では、東北・北海道、当地域に所縁ある作家の絵画・彫刻・工芸・版画・現代美術など多様な美術作品約40点を紹介しています。◆歴史・民俗資料館
「方舟日記(はこぶねにっき)-海と山を生きるリアスなくらし-」
歴史・民俗資料展では、「方舟日記(はこぶねにっき)-海と山を生きるリアスな暮らし-」と題し、当館所蔵の資料をもとに、手書きイラストや写真などを交え、「食」をキーワードに地域文化を紹介しています。縄文時代から現代までの漁撈を中心とするリアス地域の歴史や様々な習俗、生活文化などの一部を中心としています。