会津若松で唯一の窯場。福島県伝統的工芸品指定を受けている窯元です。 慶山焼は文禄元年(1592年)会津藩主・蒲生氏郷公が黒川城(のちの鶴ヶ城)の屋根瓦をつくるため、慶山の地に窯場を築き、瓦を焼かせたのがはじまりとされています。さらに茶道が盛んになるとお城の御用窯として茶器をつくりそして時代の流れと共に、壷、丼、鉢などの製作へと移り変わっていきました。現在は日常に使う器へと発展しました。昔ながらのつくり方は変わらず、ケヤキの木を燃やした灰から発色させる灰釉(はいゆう)が特徴です。体験できる内容は「てびねり体験」と「絵つけ体験」の2コース。慶山焼工房の陶芸家の直接指導で、プロが使うねんどと道具を使って一生使える器や湯飲みを作ることができます。生活にゆとりや潤いを持たせてくれる器づくりを体験してみませんか?