畳24畳分の大凧約300枚が宙を舞ってバトルする奇祭。江戸時代のご近所トラブルに端を発するユニークなお祭りです。
かつて、川の堤防改修工事の完成祝いに白根側の人が凧を揚げたところ、対岸の西白根側に凧が落ち、田畑を荒らしたことに腹を立てた西白根側の人が、対抗して凧を白根側にたたきつけたことが起源だとか。
現在は、川を挟んで両岸から大凧を揚げて絡ませ、凧の綱が切れるまで引き合い勝敗を決める祭りとなりました。畳24畳分の大きさの大凧300枚が乱舞するさまは実に勇壮。凧が川に落ちたら、そこからは綱引きがスタート。もしかしたら飛び入り参加できるかも?
無料の観覧席もありますが、有料の桟敷席から見るのがおすすめ。凧揚げ・綱引きがすぐそばで繰り広げられる臨場感を味わってみてください。