「日本三大船祭り」に数えられる「塩竈みなと祭」。
最大の見せ場はなんと言っても神輿海上渡御!志波彦神社と鹽竈神社、2基の神輿をそれぞれ載せた御座船「龍鳳丸」と「鳳凰丸」が、約100隻もの供奉船を従え、日本三景松島湾内を巡幸します。美しい島々と海を背景に展開される勇壮華麗な大船団の様子は、さながら平安絵巻の様相を呈しています。
神輿海上渡御は、古来、海からの道案内の役割を果たされ、この地に残られた御祭神の鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を年に一度海へお連れするという、神社を崇敬する氏子たちの感謝祭といえるお祭りです。
前夜祭では、約8,000発の花火が打ち上げられ、色とりどりの花火で海面が輝きます。