乳頭温泉郷にある七つの温泉のうち最も山奥に位置する秘湯・黒湯温泉。その奥深さは11月中旬~4月中旬に雪のため休業になるほど。ブナ林の静寂、湯けむりが立ち上る河原、渓流のせせらぎ、藁葺き屋根の自炊棟、木造の湯小屋…趣ある風情が漂います。付近で散策を楽しむよりも、宿から一歩も出ずにおこもり温泉旅をしたい人にぴったりの温泉です。
青白く濁ったお湯はなめらかで、お肌もツルツルに。客室は「旅館部」「自炊部」「離れ」の3種類。身体が温まったあとは、深山の恵みを豊富に盛り込んだ季節のお料理をお楽しみください。湯畑で茹でた真っ黒のたまごなど名物もぜひご賞味を。
立ち寄り湯での利用も可能。「湯めぐりマップ」を600円で購入すると乳頭温泉郷を巡回するバス「湯めぐり号」が1日乗り放題になり便利です。宿泊客は七湯の入浴料を含んだ「湯めぐり帖」を1800円で購入することができます。どちらも宿のフロントで販売しています。