国の天然記念物に指定されている入水鍾乳洞は、本格的なケイビングの醍醐味が味わえる鍾乳洞。全長900メートルの狭い洞内は、入口から最奥部までA、B、Cの3コースに分かれています。
Aコースは片道150メートル、約30分。Bコースは片道600メートル、約60分。Cコースは片道900メートル、約90分。体力に自信のない方はAコースがおすすめ。一番人気のBコースから奥はほとんど手が加えられていないため、10度の冷たい水にジャブジャブと膝まで浸かり、懐中電灯やロウソクの灯りを頼りに、鍾乳洞の隙間をくぐったり、よつんばいになりながら進みます。スリル満点の過酷なコースですが、出口が見えた時の達成感は最高!Cコースはガイドの事前予約が必要。一切照明がない真っ暗な道をガイドと一緒に進みます。
冒険には準備が欠かせません。券売所でロウソク、合羽、ゴムぞうりなどがレンタルできます。「ロウソク」を灯しながら進むというのも、他の鍾乳洞ではなかなかできないこと。Bコース及びCコース終点まで入洞希望の方は、ズブ濡れになる前提での着替えをご準備ください。