南八甲田の麓に位置する蔦温泉を中心とした一帯は、山肌一面の大崩落によって作り出された複雑な地形に荘厳な森林が発達し、「蔦七沼」と呼ばれる蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼、赤沼の7つの沼が点在しています。
赤沼を除く6つの沼を結ぶ遊歩道「沼めぐりの小路(約2.9km、所要約80分)」が整備されており、一帯に広がるブナの天然林の中を散策できます。新緑期のミズバショウと、秋の色彩豊かな紅葉が特に見事です。野鳥の宝庫でもあるため、バードウォッチングにも最適。鳥好きの方は「野鳥の小路(約1km)」へどうぞ。※赤沼は、他の沼群と少し離れた北西2kmの地点にあります。
散策の後は、ほど近くにある蔦温泉へ。日帰り利用もOK。源泉が足元から湧き出る秘湯を楽しんでみてください。
紅葉シーズンは、蔦沼周辺における渋滞対策や、環境保全への協力のお願いとして、入場制限を設ける日があります。詳細は下記ウェブページよりご確認ください。【十和田市ホームページ】https://www.city.towada.lg.jp/kanko/guide/tutanuma.html