鶴ヶ城の東、徒歩15分の場所にあり、国の名勝に指定されている日本庭園。かつての領主が霊泉の湧き出たこの地に別荘を建てたのがはじまりと言われています。
名前の由来にもなった薬草園があり、会津特産の薬用人参をはじめ、約400種にも及ぶ薬草、薬木が植えられています。また、春は牡丹、夏には蓮、秋に秋明菊が咲き、季節ごとに様々な花を目にすることができます。
庭園内にある「御茶屋御殿」は、今から約300年前に建てられた木造茅葺平屋建の数寄屋で、柱には、戊辰戦争の頃から残る生々しい刀傷が残っています。
現在は抹茶席が用意されており、藩主と同じ目線で、四季折々の景色を楽しむことができます。御薬園でしか味わえない秘伝の薬草茶で日頃の疲れを癒してみては?