南蔵王不忘山を下った谷底に湧き、4軒の宿が点在する温泉地。俗塵を避けての保養・療養には格好の場所です。中には湯治場情緒が漂う、自炊のできる宿も。1428年(正長元年)の開湯から600年以上の歴史を持つ温泉で、里人が草刈り中に鎌の先で温泉を掘り当てたのが名前の由来とか。「傷に鎌先」と呼ばれ、切り傷に効能があると評判の「奥羽の薬湯」です。
昔から湯治客を楽しませてきたのが、名物「白石温麺(うーめん)」。油を一切使わないので、消化が良く、胃腸の弱い人に喜ばれています。自炊にもぴったりです。
隠れ家のような宿で、奥羽の薬湯に癒されてみませんか?