「樺細工」とは、ヤマザクラ類の樹皮を用いて作られる工芸品のこと。特有の光沢を生かした、渋くて奥深な色合いが特徴の伝統的工芸品です。角館の地に古くから伝承された技法で、茶筒等のお茶道具類、文箱、茶だんす、ブローチ、タイピンなどが作られています。湿気を避け乾燥を防ぐ特性があり、茶入れなどが特に喜ばれています。
仙北市立角館樺細工伝承館には、樺細工の展示室があり、樺細工製作実演が行われることもあります。樺細工のミニ壁掛け作り体験もあるので、自分でデザインした樺細工をお土産にしてみては?(要予約:仙北市交流デザイン課 電話0187-43-3353)