なだらかな山の形が、牛が寝そべっているように見えることから、別名「臥牛山(がぎゅうざん)」とも呼ばれている階上岳。標高739.6mの頂上から望むのは、時間や方角によって異なる雄大な風景。東には太平洋から昇る朝日を、西には八甲田連峰に沈む夕日を、北には八戸市街地を、南には北上山脈を望みます。
8合目にある「大開平」は山つつじが群生している名所。車道の最終地点であり、ここから山頂までは、ゆるやかな散策路が整備され、30分程度で登ることができます。5月下旬から6月上旬のはしかみ臥牛山まつりの頃には満開となり、多くの観光客で賑わいます
豊かな自然の息吹に満ちた階上岳は、夏はもちろん冬でも登ることができ、四季を通じてたくさんの登山者が訪れています。