作家・太宰治がよく遊んだ場所として知られている「芦野公園」は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれており、約80万平方メートルの広大な園地には、春になると約1500本の桜が咲き誇ります。とくに桜は津軽半島でも屈指と言われ、毎年4月29日から5月7日に行われる桜まつりはたくさんの人で賑わいます。
一番の見どころは桜のトンネルをローカル鉄道が走るところ。公園内に津軽鉄道が走り、昔ながらの小さな駅舎やのどかな風景が、訪れる人々を一段と楽しませてくれます。満開の桜の中、津軽鉄道「走れメロス号」が走り抜ける様は、絵になると評判。
園内には、児童動物園やオートキャンプ場などもあり、地域の人々の行楽地として親しまれています。