東山温泉、湯野浜温泉とともに、奥羽三楽郷といわれる「かみのやま温泉」武家屋敷や蔵など上山藩の城下町・羽州街道の宿場町の面影が残る新湯・湯町・十日町地区と、蔵王連峰を一望できる高台にひっそり佇む眺望抜群な葉山・河崎・高松地区、まったく違う趣を見せてくれる2つの地区があります。
無色透明でさらりとしたお湯は赤ちゃんでも安心して入ることができるといわれる優しい泉質。保温・保湿効果が高く、美人の湯とも言われます。宿泊する旅館ではもちろん、日帰り入浴ができる旅館や公衆浴場・足湯などをめぐって、存分に温泉を楽しみましょう。
また、健康づくりの三大要素「運動・栄養・休息」がすべて体験できるとあって、ヘルスツーリズムも盛ん。日本では唯一、ドイツのミュンヘン大学が認定したクアオルト健康ウォーキングコースが5ヵ所8コースも存在。専任ガイド案内によるプログラムも毎日開催しているため、ウォーキング初心者でも安心して参加できます。珍しい鳥の鳴き声や植物を探してみたり、湧き水で腕を冷やしたり…。自然と戯れることで心も癒されることでしょう。運動したあとは、地元でとれた旬の食材を使用した美味しい料理を食べて栄養を補給。お腹が満たされたら温泉でゆっくり休息をすれば、身体もリフレッシュ間違いなし!
※クアオルト・・・土に由来する温泉や泥・蒸気、太陽光や清らかな空気などの自然を治療薬とする自然療法を行う健康保養地・療養地のこと。ドイツでは自然療法が医療保険の対象にもなっている。