山元町防災拠点・山下地域交流センターは、安全を確保する「地域防災の拠点」と、「地域の交流と活力を創造する拠点」の2つの機能を併せ持つ施設です。あらかじめ避難所を想定して建設されており、有事の際には700~800人の避難者を受け入れることができるよう避難スペースを確保し、震災の経験から自家発電設備や耐震性貯水槽(飲用水40トン)、マンホールトイレ(8基)などが整備されています。
本施設1階には「防災情報コーナー」が設置され、東日本大震災の記憶・記録の伝承及び防災・減災に関する資料を展示しているほか、津波災害や各種災害に対する防災意識を高める活動を行っています。さらに、復興を目指して整備が進められた、山元町の新市街地が完成するまでの様子も知ることができます。