ステンレスと御影石を使用した2つのアーチと力強くそびえる円柱で構成されたモニュメント。「犠牲者への追悼」「震災の経験から得た知恵や教訓の伝承」「減災への誓い」を目的に設置されました。重なり合う2つのアーチは、“途切れることなく、世代を超えて確実に記憶を伝承させていく”という力強い思いを表現。また多賀城市内を襲った津波の最大値と同じ4.6mの高さがある円柱は、東日本大震災の記憶の一部をそのスケールとデザインに表しています。
隣接して設置された表示板には「東日本大震災の概要」「多賀城市の被害状況」「津波浸水区域図」「モニュメントのデザインの説明」「減災都市宣言」を表示しています。市民のみならず、市外から訪れた人や震災を経験していない世代にも震災の記憶を伝え続けます。