およそ800年前の平安時代に創建されたといわれる、菅谷不動尊菅谷寺(すがたにふどうそんかんこくじ)。山門をくぐると大きな本堂に迎えられ、荘厳な雰囲気に自然と背筋が伸びます。
本堂でお参りをして、さらに奥に進むと、小さな滝が見えてきました。「みたらしの滝」と呼ばれるこの場所は、かつて雷による火事で寺の大部分が焼失した際、ご本尊だけは、滝に住むたくさんの「たにし」に守られ無傷だったという伝説から、滝壺にたにしを奉納しているのだそうです。
滝不動に水をかけると願いがかなうとされ、多くの人に親しまれています。その水は眼病にも良い霊水として、古くから言い伝えられているそうです。