山都そばの歴史は昭和初期、山都町一ノ木地区で手打ちそばが提供されたことが会津地方のそば屋の始まりと言われています。昭和30年代には、宮古地区の農家が提供するそばが絶品であり、常設店を持たないことから幻のそばと言われました。その後、地域おこしの取組として山都町をそばの里として打ち出すべく、官民一体で取り組んできました。
そばの栽培においては、飯豊山から豊富な伏流水が流れており、冷涼な気候と日較差が大きく、栽培に適した地であることから、昔から栽培が盛んに行われてきました。
山都そばの特徴は、つなぎを一切使わない、そば粉100パーセントの手打ち十割そばです。町内には16軒のそば屋があり、飯豊とそばの里センターではそば打ちを体験することができます。そば打ちの名人たちが提供する山都そばを是非ご賞味ください。