割烹小幡の創業は、明治9年(1868年)といわれ、港や日本海、市街を一望できる景勝地にあることから「瞰海楼」(かんかいろう)と呼ばれ、高名な政治家や多くの文人墨客が足跡をとどめました。大正11年(1922年)に新築された洋館には、本格的なフレンチレストランを目指す洋食部が新設されました。平成21年(2009年)に米国アカデミー賞を受賞した「おくりびと」の映画ロケ地でもあり、平成24年(2012年)に小幡家から酒田市に寄贈されました。
令和3年10月20日、湊町酒田の歴史を感じることのできる、日和山周辺エリアのまち歩き拠点として、ベーカリー、カフェ機能を持つ「日和山 小幡楼」がオープンしました。