十和田八幡平国立公園内に位置する酸ヶ湯温泉。古くから多くの湯治客が訪れ、その卓越した温泉の効能と豊富な湧出量、広大な収容施設、清純な自然環境、交通の便、低簾な料金等が認められ、昭和29年に「国民保養温泉地第一号」に指定されている。名物「ヒバ千人風呂」は160畳の広さがあり、現在も混浴の文化が残っている(朝晩女性専用時間あり)。趣のある湯治部屋からベッド付きの洋室まで様々なお部屋があり、ゆっくり日頃の疲れを癒すことができます。
酸ヶ湯近辺には八甲田(八甲田連峰)の雄大な自然を楽しめる八甲田ロープウェーがあり、春の新緑、夏の高山植物、秋の紅葉、冬の樹氷など、季節ごとに移りゆく絶景を楽しめます。新緑は 5月中旬、サマースキーは8月、紅葉は9月下旬~10月中旬、ウィンタースキーは11月下旬~5月中旬、樹氷は1月~2月下旬が、例年のオンシーズンです。
八甲田山とは、十和田八幡平国立公園の北部に横たわる連峰の総称で、主峰八甲田大岳を中心に、10余を数える山々から構成されています。いたるところに湿地帯がみられ、高山植物の宝庫となっていることから、春から秋にかけては登山客でにぎわいをみせます。
酸ヶ湯温泉と同様「十和田八幡平国立公園」内に位置する城ヶ倉大橋。全長360メートル、アーチ支間長255メートルの日本一の上路式アーチ橋となっています。約120mの高さから望む城ヶ倉渓流は秋には錦色に染まり、木々の重なりが美しく、四季を通して八甲田山系の絶景を楽しむことができます。