大江町七軒地区の十郎畑の地主として寛文年間から知られる齋藤家の母屋と土蔵を中央公民館脇に解体、移築したもので、館内には、昔盛んだった青苧(アオソ)、漆ロウ、養蚕など昔を偲ぶ古い民具農具などが多数展示されています。母屋は文政6年(1823年)の建築で、土蔵は亨保期(1716年~1736年)に建築されたと考えられており、どちらも町の文化財に指定されています。2009年から歴史民俗資料館で青苧御膳の提供を始めました。真麻うどんや青苧の茎の炒め煮、青苧もち、青苧ゼリーなど、青苧を使ったメニューの他、地物野菜を使った季節料理を、旧家に伝わる漆塗りの調度品で召し上がっていただけます。ぜひご賞味ください。