鶴岡市温海地域に約400年前から伝わる「あつみかぶ」は、天明5年(1785年)に徳川幕府に献上したとの記録も残される、伝統的な在来作物です。
真夏に伝統的な焼畑農法で山の斜面を利用した畑に火を入れ、まだ余熱が残っているうちに種を撒き、発芽を促進します。あつみかぶの収穫は、10月から始まり、畑が雪に覆われる12月まで続けられ、そのほとんどが漬物に加工されています。
砂糖、塩、酢だけで漬ける「かぶらづけ」は、甘酸っぱく歯ごたえ抜群の地域の特産品です。
本企画は、あつみかぶの甘酢漬けの漬物作りを体験できるもので、作った漬物はお土産にお持ち帰りできます。